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実体験から学ぶ!crageのWebディレクターが教えるWeb検定合格までの道のり

デザイン×エンジニアリングをベースに「新しい価値観」を創造するクリエイティブ集団、crage(くらげ)株式会社のディレクションチームの町田です。

初めまして、町田です。
新卒で広告制作会社に入社してWebを中心とした業務に携わり、その後crageにやってきました。

仕事でWebディレクターをされている方、あるいはWebディレクターを目指している方。Web制作に関する知識の検定があることをご存知でしょうか?
crageのディレクションチームでは、全員がWeb検定の中の1つであるWebディレクション試験に合格し「Webディレクター資格」を取得することを目指しています。
今回は実際に私が受験した際の勉強方法などをご紹介します!


Web検定を受験する目的

crageのディレクションチームではディレクターの基礎知識向上を目的として、チーム全員の資格取得を目指して順番にWeb検定を受験しています。

ディレクターは、デザイナーやエンジニアの方と連携しながら業務進めたり、携わる業務内容も幅広いことから、知っておくべきことが多いです。業務をスムーズに行うためにも、必要な基礎知識が身についたかを示すものとして、合格が1つの目安となっています。

Web検定とは?

Web検定とは、株式会社ボーンデジタルが運営している資格検定で、Webリテラシーの検定を基礎として、専門的な知識が問われるデザイン、ディレクション、プロデュースの分野にわかれています。

⚫︎ Web検定 Webリテラシー(認定資格:Web検定 Webアソシエイト)
⚫︎ Web検定 Webデザイン(認定資格:Web検定 Webデザイナー)
⚫︎ Web検定 Webディレクション(認定資格:Web検定 Webディレクター)
⚫︎ Web検定 Webプロデュース(認定資格:Web検定 Webプロデューサー)

https://webken.jp/about/

ディレクションチームでは、ディレクターの仕事に直結する「Webディレクション試験」を受験しています。

なお、いずれの資格も有効期限は2年間となり、資格更新のために資格継続試験を受験する必要があります。
Web業界や世の中の動き、ツールや検索エンジンなどの仕様が常に変化していくことを考えると、資格の取得に関わらず、最新の知識や情報を知っておくのはWebディレクターとして必須ですよね。

受験に向けての準備

受験の申し込みはWebサイトから行うことができます。

Web検定は会場受験かリモート受験を選択することができます。
自宅でも受けることができるリモート受験は、PCのカメラとマイクをオンにした状態で受験の様子を録画して、AIによる不正判定を行うため、結果が出るまでに数日待つことになります。

私は結果を早く知りたかったので、当日その場で結果が出る会場受験を選択しました。

受験に向けての勉強方法

◼︎教材について

Web検定には公式テキスト『Webディレクション 第3版』と問題集『Webディレクション問題集 第3版対応』があり、そこから試験で出題される内容を学ぶことができます。

また、公式のYouTubeチャンネルがあり、公式テキストを元に各章の解説を行っているので、文章で理解するのが難しい部分は解説を聞いてみると、より理解が深まるかも知れません。

◼︎まずは練習問題を解いてみた

公式テキストと問題集を手に取ってみて最初に感じたのが出題範囲の広さ。Webディレクション試験の問題は全5章(問題集ではさらに補章もあり)で構成されています。そのため、全てを勉強してから問題を解くとなると効率が悪くなりそうだなと思いました。

また、私はWebディレクションの実務経験があったので、現状の知識と経験でどの程度のまで到達できているのか、力試しとしてまずは練習問題を解いてみることにしました。

実際の試験では65問のところ、練習問題は補章も含めるとその倍に近い120問になり、さらに受験まで何度も解くことを考えると、毎回紙に回答を書いて採点するのは時間がもったいないですよね?

そこで、回答を入力すると設問ごとに正誤判定をしてトータルの正答率まで出せるスプレッドシートを作成し、練習問題を解いていました。

⬆️ 実際のスプレッドシート

最初に問題集を解いた時の正答率は合格基準の70%には届かず、60%程度。実際に問題を解いてみて思ったのは、普段業務で行っていることを文章化されると難しい🤯!!!ということでした。

業務では当然のように行っていることでも、それを別の用語や文章で説明されると意外とわからず、特に私は案件の上流から携わるという経験をしてこなかったので、そのあたりの知識が不足していました。

◼︎つまずいたポイントを整理して学習

練習問題を解いたことでつまずいたポイントがわかったので、ここからは不足している知識や不安な箇所を解消するために、ピンポイントで学んでいきました。

方法としては主に公式テキストの「Webディレクション 第3版」で学びたい箇所を探して読み込み、ノートに自分の手でアウトプットを繰り返していました。アウトプットの際、自分がどうやったら覚えられるのか、他の単語などと関連付けたり、語呂合わせを考えたりしながら覚えていきました。

それでも理解が難しい場合はその単語などを検索エンジンで調べて、公式テキストとは少し違う表現をしている文章を読むと理解できることもありました。

また、公式テキストだけでは理解が難しかった部分だけ、公式YouTubeチャンネルの動画で解説を見ていました。

◼︎受験経験者(メンバー)に話を聞く

すでに検定に合格している先輩がチーム内にいたため、受験した際の話や勉強方法を聞いてみました。

会場受験とリモート受験で合否がわかるまでの時間が異なることや、気を付けるポイントについても経験者の話が聞けるとイメージが湧きやすいです。

◼︎受験直前は練習問題を何度も解く

受験直前の1週間は1日置きぐらいで練習問題を解いて、不正解した設問の解説を読んだり、読んだ内容をアウトプットしたりを繰り返していました。
正答率をなるべく上げておくことで、安心しておきたかったのもあります。

受験当日

いよいよ受験当日。
会場での流れや細かなことはおそらく会場によって違うのと、実際の問題の内容については触れるのは避けておきたいと思います。

話せることとすれば、会場に入ってから緊張で動悸と汗が止まりませんでした……。

結果は無事に合格 🌸
出題数は65問で、正答率70%以上で合格となるのですが、本番は87.6%!
最初に練習問題を解いた時から約28%もアップしていて、余裕を持って合格できたことに安心しました。
次は満点を目指してみたいですね。

最後に

実際にWeb検定を受験してみて、自分が所属している会社の中や業務だけでは触れることのなかった知識を得ることができ、業務で当たり前のように行っていることにもどんな意味があるのかを改めて認識する良い機会になりました。

また、先に受験した方に話を聞いたり、今後受験するメンバーに自分の経験を伝えたりする中で、チーム内での横の繋がりも感じられました。

今回もお読みいただきありがとうございました。
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