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さるすべりのひとり言

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ギャンブルで負けないための心構えなど、ミニコラムを随時掲載しています。
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記事一覧

自分に合ったやり方を見極めるのが大事

自分に合ったやり方を見極めるのが大事

日頃競艇をやっていると「俺は本命党で」「私は穴党で」と舟券の立ち位置を示す人が多いことに気づきます。
たまに、「自分はどっちが良いんだろう?」って悩んでいる人も見かけたりすることもあります。

細かい予想手法についての解説は別の機会にするとして、一般的には「本命党」や「穴党」という言葉に分類されることが多いです。

これについては、どちらかを選択する必要は全くないというのが個人的な考えではあります

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大衆心理の落とし穴

大衆心理の落とし穴

投資の世界で有名な格言の一つに、
「人の行く裏に道あり花の山」というものがあります。

つまり、投資で成功するためには市場の一般的な見方とは異なる視点を持つことが重要であるということを言っています。

これについて、競艇予想においても通じる格言だと考えています。

現代の競艇はフラットで開かれた勝負。
インターネットで少し調べれば、表面的な情報は誰でも簡単に取り出せます。

また、X(旧Twitt

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モーター2連対率の信ぴょう性について

モーター2連対率の信ぴょう性について

前回のコラムでは「データの数値化表現に騙されてはいけない」という話をしました。
また、データを見る際は、数字を盲信するのではなく、「なぜそのような数値になるのか解釈していくことが重要」だということも付け加えています。

競艇においては、過去レースから情報を得るためにあらゆるものが数値化され、データとして提供されているので、その数値に騙されないようにも初心者のうちから情報を疑う習慣を持つことが良いと

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数学的に不利なギャンブル

数学的に不利なギャンブル

公営ギャンブルの控除率は25%。
わざわざ言う必要もない常識だと思います。

しかし、この25%という数字について、いまいちピンときていない人も多いのではないでしょうか。

私が初心者だった頃はそうでした。
頭では理解しているものの、直接 "自分のお金から引かれている感覚" をなかなか持つことができませんでした。

3000円賭けたら、3000円そのものが増えるか減るかだけの感覚で、控除率はどこか

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失敗の3原則

失敗の3原則

昔、こんなツイートをしました。

別に林先生が好きって訳ではないですが、
この話にはとても納得したことを覚えています。

先生曰く、人が失敗する時の要因はだいたい
次の3つに当てはまるそうです。

・情報不足
・慢心
・思い込み

これって、ギャンブルにおいても同じだなと思っています。

情報不足

持っている情報が少ないという、単純に「情報」という資源が不足している状態です。
情報が不足している

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思い込みの罠

思い込みの罠

「展示タイムが抜群だ!」
「節一クラスの伸びだ!」

「もしかしたら荒れるかも。隣の艇が展開をつけば万舟だ!」
「こっちのスジも抑えよう!」

気づけばいつもより多く14点近くも買ってしまっている。外れたら痛い点数。
「それでも捲るに違いない!これで行くぞ!」

いざ本番レース、スタートしました!
しっかり凹んでイン逃げ決着1-2-3。

「捲れたやろ!スタートいけよ!ク〇が!」

・・・

こん

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データに騙されないために

データに騙されないために

予想をする時、数字やデータに過度に頼ることで大事なことを見落とし、誤った判断をすることがあります。こういった判断の誤りのことを表した言葉に「マクナマラの誤謬」というものがあります。

マクナマラの誤謬
マクナマラの誤謬とは、数字やデータに過度に依存して物事を判断することで、重要な要素を見落としたり、誤った結論に至ったりすることを言います。

この言葉は、ベトナム戦争時にアメリカの国防長官を務めてい

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収支を安定させるための5つの基本ルール

収支を安定させるための5つの基本ルール

「勝つことは運だ」

と言われることも多いギャンブルですが、適切なアプローチと戦略を持つことで、収益をある程度は安定させることが可能です。

しかし、特に初心者の多くは、
例えば資金管理が疎かになりやすく
無計画なベットを繰り返したり、
直感的、運任せな賭けに走る傾向にあります。

そういった行動を取る人の収支も当然ほぼ運任せになりますが、
運で収支を安定させるのはほぼ不可能に近いと思います。

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