地衣類を撮る理由(整理と確認)

 みなさんこんにちは。CrashClassicです。お元気してましたか?
わたしは突発性難聴になったりと大変な一週間を過ごしていました。
今回は、わたしが地衣類を撮ろうとなぜ思ったのか、どういったものを撮りたいのか、自分の中で整理するためにも記していこうと思うと思います。

 実家が林業をやっている関係で30歳の頃に林業に転職をしました。正直私の性格には合わない仕事なのでとても好きではありません。しかし自然、殊更、虫は好きであった為とても厳しくそれなりに楽しくない日々を過ごしていました。
 そんな中あることに気づきました。木に何か模様の様なシールの様な苔の様なよくわからない物がついていることに気がつきました。この時私はこれが地衣類という共生体だということを知りませんでした。
その後時は経ち、カメラにハマり2023/09/01にふぁらおキングダムに入国。そしてそこであったとあるNZ在住の高校生に虫撮影の弟子入りをしたかと思えば、季節はほぼ冬!虫なんかおらん!せっかく買ったマクロレンズ!どうする!なんて思いながら師匠とDMでやり取りをしている時に、「地衣類撮ってみたら?」みたいなことを言われたのが始まりですね。ここまでが非常に長い。結局は他人に言われたからってのが理由ってことですかね。ただ少なからず興味があったのもまた事実で、「地衣類?」ってなって調べてみたら「あ!こいつ知っている!よく見るやつじゃん!!」となったわけです。

 そんなこんなで地衣類について調べていると、地衣類とは、菌類と藻類の共生体だということを知りました。菌と藻が共生している!おもろっ!っとなったわけですね。何が面白いってなんで共生することになったのか、しかも姿形も全然違う種類があって、しかも、山だろうが街だろうがどこにでもいるというところに面白みを感じました。地衣類について調べていると、地衣類は小宇宙なんて言葉を見かけます。確かに、2倍マクロでみる地位類は面白い姿形をしているなと思いますし、ネットや書籍でみる地衣類は、何種類か共生していたりして、まさにミクロコスモス、森のや木の中にまた小さな宇宙が住み着いている様な感覚に襲われます。
また、地衣類の姿形も面白くて、一つとして同じものはなく似ているけどちょっと違う模様。まるで樹木が地衣類柄の着物を着ている様に見えることがあります。同じ柄はなく、一つ一つオリジナルの地衣類模様の着物。なぜ、着物だと思ったのですかね?ここに明確な答えはなく、ただみた時に着物の柄みたいだなと思っただけなのですが、いつかそれがみなさんに伝わる作品を撮れたらなと思います。
こうやって、取り止めもないことをひとりで書いていると、なるほど自分はこう思っていたのか。と再確認することができます。

そんなこんなで、私が再認識したことは
地衣類の何を撮りたいのか→小さな小宇宙を表現したい。着物の柄の様な地衣類を見て欲しい。
地衣類を撮ることで何を伝えたいのか→マクロレンズの面白さ、地衣類という小宇宙の綺麗さ、面白さ。身近にも面白い被写体があるということ。
こんなことを、私の写真で伝えられたらなと思います!
そのためにはまず、脱記録写真!色々がんばるぞー!

 ここまで長々と付き合ってくれた方、本当にありがとうございます!
まぁ、一人もいないとは思いますが、わたしはこれを起点に振り返りアップグレードとマイナーチェンジを重ねて成長できたらいいなと思います!
次は、数回映画の感想を挟んだ後に風景についての整理と確認をしていこうと思います。
どんな風景を撮ってどんなことを伝えたいのか。何を伝えたいのか。ここを認識すれば漠然と撮っていた風景写真にも何かいいものが見つかるのではないかなと思っています。
なんにしても、写真を初めて早2年。機材は変わり撮る意識も変わり、環境も変わり、そしてとてもいい仲間を得ることができました。
これを糧に良き写真ライフを送れる様邁進していきたいと思います。

 それじゃあいつもので締めます!
また会う日まで、生きてろよー!
(これ誰のパクリか気づいた人はコメント頂戴。仲良くしよ!)

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