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【この映画は死ぬ前に観たくない#4〜6】

「米Yahoo!「死ぬ前に見たい映画100」」なのに、この映画は死ぬ前に観たくないというシリーズの第4〜6弾。

統計を取った訳ではもちろんないですが、「米Yahoo!「死ぬ前に見たい映画100」」のリストには、戦争ものが多い気がします。
決して、戦争もの=好きじゃないというわけではないです。例えば、戦争(または軍備武装)を皮肉った「我輩はカモである」「博士の異常な愛情」などは大好きです。

一方で、なんとも死ぬ前に観たくない、いやもうこれは正直いうと、決して名作とは思えなかった映画が次の3つです。
戦争の裏側的な映画が多いですかね。一応、どこ対どこを描いたかをいれておきます。(左側の国が、主役側です)

アフリカの女王

イギリス 対 ドイツ

戦場にかける橋

イギリス 対 日本

大いなる幻影

フランス 対 ドイツ

どれも”戦意高揚”的な映画であることが共通点かもしれませんね。
(大いなる幻影は、ちょっと違うけど)

先の戦争を皮肉った映画や、まだnoteを書いてませんが「サウドオブミュージック」や「シンドラーのリスト」とかは、大好きですから。

映画を使って、戦意高揚を図った例ですと、そもそも上記映画では敵国として描かれるドイツのナチス・ヒトラーが有名ですよね。
やはり、そういった批判される悪い例・危険な実例がある中で、じゃあ戦勝国側の映画だからと、戦意高揚を図る映画が「死ぬ前に見たい映画100」」として讃えられることには、とても違和感を覚えます。

※私の観方が甘くて、あれは決して戦意高揚ものではないよというご指摘あれば、ぜひ教えて下さい。本当に自分的に、なぜこの映画が?という違和感がすごかったので。


娯楽なんだから、そんな難しく考える必要ないだろ、と思う部分ももちろんあります。映画としての出来が良ければ、それだけで十分なのかもしれません。
ただ、どうしても、映画といったメッセージ伝達力が強い(強かった)メディアにおいては、単純に「戦争すべし」となるようなものは、個人的には少し控えてお伝えしたいなと思っています。

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