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【本当に「死ぬ前に観たい」と思った映画#1】

「米Yahoo!「死ぬ前に見たい映画100」」なのに、この映画は死ぬ前に観たくないというシリーズが続いてましたが、一旦そちらは一段落として、今度は逆に、本当に「死ぬ前に観たい」と思った映画を順番に書いていきたいと思います。

素晴らしき哉、人生!

タイトルからして分かるハートフルストーリーです。(以下ネタバレ含みます)

主人公ジョージは、子どもの時から誠心誠意生きてきた。ズルをしてお金儲けができないために、裕福さからすると見劣りするが、人生を共に歩む家族がいて、信頼できる仲間たちがいる。

しかし、ある失敗が元で金銭的にどうしようも無い状況に陥ってしまう。
どうしようもなくなって、自殺することも考えてしまうが、そこに天使が現れる。

その天使と共に見せられた世界。そこは、ジョージが”いなかった”世界。

その世界では、あるヒトは既に亡くなっていたり、街中から迫害されていたり。素朴だった街も、ケバケバしい繁華街が中心を占めてしまっていた。

そんな世界から元の世界に戻ったジョージは、改めて自分がいることの大事さ。そして、仲間たちとのつながりの尊さを思い返し、帰路につく。

そうすると、そこにはクリスマスの奇跡が。。。

といった、ある意味ド定番、ベタベタなハッピーエンドストーリーです。
ただ、観ているだけで、「素晴らしき哉、人生!」と言いたくなってしまう。まさしく、「死ぬ前に観たい」と思わせる人生讃歌の映画でした。

人間は誰しも誰かと比べたりして、「自分なんか」と思ってしまうもの。
特に、なにか苦しい時には、その思いは強く感じるのではないでしょうか。

それが、映画のジョージのように金銭的な苦しさなのか、仕事や勉強が上手くいかないといった苦しさなのか、職場や学校・家庭での人間関係的な苦しさなのか。
それは人それぞれでしょう。そこに大きいも、小さいもありません。

しかし、そんな苦しみがある一方で、人生には喜び・楽しさもあります。
それは物質的な喜びももちろんですが、あなたがヒトと関わりを持ったことで双方に生まれた精神的な喜びが、より大きいものではないでしょうか。


そんな当たり前のことを、改めて思い出させてくれる。
本当に素敵な映画でした。

自分自身、落ち込むことも多いので、そんな時にまた観返したい映画ですね。

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