見出し画像

【この映画は死ぬ前に観たくない#3】

「米Yahoo!「死ぬ前に見たい映画100」」なのに、この映画は死ぬ前に観たくないというシリーズの第3弾。

羊たちの沈黙

といいながら、この映画は、「米Yahoo!「死ぬ前に見たい映画100」」のリストを知る前に観たので、結構前ですね。新型コロナの自粛とか関係ないです。(苦笑)

ストーリーは、改めていう必要もないかと思いますが、「猟奇殺人事件に対して、女性FBI捜査官(訓練生)のクラリスが、連続殺人犯で投獄されているハンニバル・レクターから、解決のヒントをもらいながら、操作する話」です。(ざっくり)

あからさまな、グロいシーンもありますが、それ以上にアンソニー・ホプキンスが演じる、ハンニバル・レクターの不気味さが、怖くて仕方がありません。

優しくクラリスのことを分析していく。完全に防御できる牢獄の中に入れられているはずなのに、言葉だけでまるで丸裸にされていくような感覚。

最後のシーンでも、

「もっと君と話していたいんだが…これから古い友人を夕食にね」

というセリフを残して、ハンニバル・レクターは消えてしまいます。
普通に聞くと、別になんということが無いセリフなのに、ハンニバル・レクターが言うからこそ、その後何が起こったの?彼はどうなったの?という不気味な謎を残していく名台詞ですね。


もう、こんな映画の終わり方をされてしまうと、死んでも死にきれないですよね。死んだあとにあの世があるとしたら、そこまでハンニバル・レクターに追いかけられそう。。。

あと、羊たちの沈黙を観ると、「あ、あれって、これのオマージュだったんだ」って今更分かって面白いです。(グラップラー刃牙とか、踊る大捜査線とかも)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?