12月に読んだ絵本:『クリスマスってなあに?』『うどんできた!』『いっすんぼうし』

画像1 『クリスマスってなあに?』〈ジョーン・G・ロビンソン作/岩波書店〉26cm。字数多め。クリスマスの由来や、欧米の家族で過ごす暖かいクリスマスの様子が、易しい言葉で語られていた。赤を基調としたきれいな絵で、沢山のプレゼントやごちそうが描かれていて楽しい。クリスマスの一つ一つの準備を、子どもたちが真剣に楽しんでる様子にほっこりした。
画像2 『いっすんぼうし』〈おおかわえっせい作・えんどうてるよ絵/ポプラ社〉26cm。字数多め。どこかで見た砂絵のような、ふわっとした絵が可愛い。昔の言葉で語られているのに、雰囲気がちゃんと伝わってくるのがすごいと思った。身体が小さいために村でいじめられ、旅に出るいっすんぼうし。新しい世界、まだ知らない道があるよ、みたいなメッセージもあった気がした。
画像3 『うどんできた!』〈加藤休ミ作/福音館書店〉23cm。家族でうどん作り。やわらかいタッチの、それでいてはっきりした絵で、うどんの作り方がよくわかった。水を入れた粉の手にくっつく感じ、お団子になった生地の弾力、家族の和やかな雰囲気、うどんの美味しさが伝わってきた。身体を使って、わくわくしながらうどんを作るのが楽しそう。巻末にうどんの作り方の説明あり。