クレイジータンク通信 vol.184 『技術やスキルは内製化する時代へ』
◆クレイジータンク通信 vol.184◆
関東では相変わらず真冬とは思えない暖かさが続いていますが、エリアによっては大雪が続いていたり、地震が続いたりなど、落ち着かない日々を過ごされてる方もいらっしゃるかと思います。
小さな「変わらない習慣」を取り戻しつつ、日常を感じる瞬間を増やしていきたいですね。
さて、今週の通信では、年明け、複数のクライアント企業様と生成AIについての会話をした中で、クレタンが感じた「これまで外部に依頼していたようなことも内製化を進めるべき」だと考えたことについて書きました。
ぜひ、ご一読ください。
【技術やスキルは内製化する時代へ】
クレイジータンクでは代表の竹鼻が18年以上前からAIが台頭する社会の未来を予測して、そこに向けて「何ができるのか」の挑戦を繰り返しここまでやってきましたが、昨年からその予測の現実化がすごいスピードで加速しているように体感しています。
直近、複数のクライアント企業様とお会いするときには、必ずクレタンから生成AIの最先端の情報をお伝えするようにしていますが、そのための情報収集だけでなく、自分たちがまず触り、使い、活用することを進めています。また、クライアント企業様にも「積極的に触ることを始めてほしい」ということをお伝えしています。
さらに年明けよりお会いしているクライアント企業様には、特に、今後この「触り、使い、活用する」経験値の差が大きく出てくるだろうと実感していることを、強めにお伝えするようになってきました。
先週の通信でもそのことを書かせていただきました。
いざ取り組もうと触り始めた企業様であれば、どなたも気がつくことがあります。
それは、
ということです。もちろんまだ生成AI側も完全ではなく、不十分な箇所は多くあります。それでもあと数年もしないうちにそれもアップデートされていくことでしょう。その過程の段階から、活用の仕方を試行錯誤して使いはじめておくことで、AIとの共存の仕方を確立していくことができるのだと思います。
たとえばどのようなケースが考えられるかというと…
これまで自社サービスのPRは、タレントを起用したCMを制作していたとします。企業としては、広告代理店に依頼し、多額の費用を払って、CMを制作依頼していたことでしょう。
しかし生成AIを使えば、イメージのCMキャラクターを自社内で社員の方が決裁者に確認をとって制作することができますし、自分たちで自分たちの会社のサービスを「こう伝えたい」ということを考え、CM動画を制作することも容易です。
一人の社員の方が、生成AIを勉強しながら、数週間、いえ、数日程度で作ることだったって可能な時代になっています。
これは一つの例ですし、もちろん、様々なこれまでプロと言われた方々が作る制作物のクォリティや技術があることは間違いないはずです。
しかし、たとえば制作のクォリティは求めないけれど、動画CMを作りたい、だったり、この現場で流すだけの動画CMを作りたい、だったり、ニーズは多様化する中で、予算の振り分けをしながら、使い分けることが可能になるという点でこれまでと大きく変わってくるのではないかと思います。
しかしながら…
「自社内でできるかもしれない!」と気が付くことができたとしても、「実際にやってみよう」と具体的に自ら手を動かしてみることができる社員の方々がいるかどうかで、大きく変わるというのが、現状です。
今後、企業規模に関わらず、この点が大きく差になってくるでしょう。
などなど、こうして苦労して汗をかきながらも「自分たちで手を動かして、自分たちで作ってみよう」と動いていくことが今後多くの価値を会社内にもたらすことになると考えています。
クレイジータンク内では、常に自分たちが体現するからこそ、その重要性を伝えられるように、引き続き「触り、使い、活用する」知見と実績を積み重ねていくことにしています。
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