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SIGMA90mm冒険記〜使って分かった自分なりの新境地〜|Leicaに恋して。

どうも、Andyです。
カメラ沼、ライカ沼にどっぷりつかったミニマリストです。

さて、今回は最近手に入れたニューレンズ、SIGMA90mm Contemporaryのレビューです。
「Leicaに恋して。」を名乗りながら、サードパーティのレンズですと!?と思ったかも知れませんが、まぁそこはそれ。笑

本当はズミクロン90とかアポズミ90とかが欲しいっちゃ欲しい。
でも、万が一90mmが自分に合わなくて失敗したらダメージがデカい。
そんな思いから、まずはエントリーのつもりでSIGMA90を手にしてみました。

まぁ、Lマウントだし。
アライアンスパートナーだし。
なんならSIGMAもほぼLeicaだし。
みたいなわけのわからなり理屈で手にしたのがこちらのレンズ。

ですが・・・初めて90mmを手にしてみたら、これがびっくり、めちゃくちゃハマったのです。
まずは一週間ほど使ってみてのファーストインプレッションをお届けしたいと思います。

全体的にめちゃくちゃ良いレンズだと感じたので、もし購入を検討されている方がいたら参考までにご覧ください。


90mmなのに軽く、コンパクト

SIGMA90mmを使ってみて、いやボディに装着してみてまず最初に感じたのはその軽さとコンパクト感ですね。
使用したボディはお気に入りのLeica SL2-Sです。
普段はバリオエルマリート24-70というなかなかにデカいズームを使っていたので、片手でサクッとシャッター切れる感じがめちゃくちゃ良い!となりました。
まぁ、ボディがそれなりに重いので、基本は両手持ちなんですけど。
おかげでスナップでの使い勝手が抜群で、街を歩きながらの撮影がストレスフリーに楽しめました。

何気なく撮った落ち葉の質感にびっくり

透明感MAXなブルーの魔法

レンズのもうひとつの魅力は、「限りなく透明に近いブルー」ではないかと思ってます。
これがまた、写真に神秘的な雰囲気をプラスしてくれます。
まるで別次元にいるような感覚。
普段からやや青めの色味に振って撮影することが多いのですが、SIGMA90は青すぎる!笑
少しだけ青みをおさえる設定に変更しました。
普段使いのズミルックスやバリオエルマリートなど、他のレンズとの差を感じつつ、クリエイティブな表現が広がった気がしています。

青みをおさえる前の4200kにて撮影

90mmという独特の世界観

90mmの画角には最初苦労しました。
でも、それがまた面白い。
ファインダーを覗いたときの、いままでにない圧縮された世界はとても新鮮でした。
例えるなら子供の頃、新聞紙を丸めて望遠鏡がわりに公園や裏山を探検したときのような不思議な感覚。
ちょっとした新しい冒険に出かけたような気分です。

これまでとはスナップでの切り取り方も変わり、自分の中になかった引き出しが少しだけ増えたような気がしました。
新しいレンズへの挑戦は、自分にとっての写真の魅力を底上げしてくれるという発見でもありました。

90mm独特の世界観

ピントリングのしっかり感がGood

あとは、Leicaのレンズにはないオートフォーカスの便利さ(笑)もですが、なんと言ってもピントリングのしっかり感がすごく良きでした。

オートフォーカスが使えるにもかかわらず、結局マニュアルで撮影を続けたのは、やはりピント調整が楽しく、その所作や撮影体験そのものが楽しいからだと思います。
この部分は個人的にはとても大事にしていて、すべてをオートフォーカスに頼ることは今後もないだろうな、と思ってます。

SL2-Sとは見た目の相性もバッチリ

SIGMA90mmとの未来

SIGMA90mm、まだ使ってみて一週間というところで、完全に自分のものにできた!という感覚はありません。
とはいえ、新しいレンズを手にしたことで、これまでとはまた違った魅力を感じているのは間違いないです。

自分が知らないだけで、まだまだいくらでも未知の領域が広がっていくはず。
これからもっと面白い写真が撮れそう!そんなワクワクと新しい冒険を与えてくれたレンズでした。

ここからさらに使い込んで、より自分なりの写真を撮れるようになりたいと思います。

動画でも撮り歩きながら解説してますので、よかったらこちらもチェックしてみてください。

それではまた。

SIGMA90mm 作例

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