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ミニマリストへの第一歩、断捨離をすることは自分を見つめ直すこと。

ボクは、人生を取り戻すためにモノを捨て始めた。
服、雑貨、家具、いろんなものを一から見直し、処分を決めた。
まだ使えるから使う、ではなく、本当に必要かどうか、使いたいかどうか、その基準のみで断捨離をすすめた。

わかってるつもりでも、「本当は必要無いもの」をちゃんと全部捨てるのって難しい。
つい言い訳が思い浮かぶ。
その瞬間はむしろ言い訳とも思ってないんだけど。

でも、「まだ、使える」と「まだ、使いたい」では天と地ほどの差がある。
使えるもの、は、実はなくても困らない。
使いたいもの、だけが本当に必要なものなんだから。

でも、ちゃんと意識しないとどちらも残してしまう。

例えば家に傘が2本あるとして、雨降ってる日には1本しか使わない。
なのにもう一本も捨てられない。

それと同じこと。

今回の引越しでは、2つのカバンに入る服だけ持って出た。
これは絶対必要、と思う順に詰めていると、カバンはすぐに一杯になった。

そして、意識しないとモノはどんどん増える。
いや、それどころか意識してても増える。

まずはそこに気がつけることが第一歩だと思ってる。
断捨離の、本当に大事な部分は「断」だ。

そして、物を減らしていくと、残った物を本当に大事に使えるようになる。

例えば、新しい服が欲しいと思っても、今いるスタメンの服たちを押しのけてまでレギュラー入りさせる価値があるか、一度立ち止まって考えるようになる。

これが習慣化すれば、ムダな買物は減っていく。

思考が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、生活が変わるのだ。

服は減らしても減らしても困ることはなかった。
なにしろ、一週間に最低7着あれば、週一回洗濯することで十分間に合う。

むしろ、捨てるのに苦労したのは趣味につかうモノだった。
意外とアンタッチャブルと言うか、なかなか手をつけづらい感じがある。
「いつか使うかも」の典型なのかも知れない。

ボクの場合は、社会人バスケを趣味でやっている。
2チームに所属していて、それぞれのバスケユニフォームがある。
週に2回活動することもあるから、Tシャツやソックスも、洗い替えを考えると2セットは欲しい。
そうなると、必然的にアイテムは増えてしまう。
なので、そこは必要最低限と割り切って、別の部分を見直すことにした。

社会人バスケが定期的な趣味だとすると、ボクはその他のスポーツも大好きで、いろいろと呼ばれたら参加してしまう。
フットサル、サッカー観戦、ランニングは2〜3ヵ月に1度くらい。
ゴルフ、テニスや卓球も年に1回程度は呼ばれて参加している。

今回の断捨離で見えたのは、各スポーツ毎にウェアーを揃えたがる自分の傾向だった。
フットサルもランニングも、全部バスケ道具と一緒で良いと気がついて、使わないものは全て捨てた。
特に年に一度しか使わないゴルフウェアや、ランニング用のパンツなんか、全部代用品で賄える。
「いざ」というときのためだけに所有する理由なんて実は無かったのだ。

それ以外にも、断捨離をしていて気がついたことがたくさんある。

例えば、安物を大量に購入した上に、品質に差があり過ぎるものを持つと結局は損する。
三枚1000円のタオルと1枚3000円のタオルがあった場合。

勿体無い、と3000円を使わないのも損だし、心地よいからと3000円しか使わなくなるのも損だ。
同品質を少量持つことが一番ムダがない。

あと、スゴく単純な話だけど、3枚1500円の靴下を買うくらいなら、1枚1000円の靴下を買った方が良い。
品質もそうだけど、財布から出ていくお金は1000円の方が少ない。

こんか簡単な事実に気が付かないままに、ボクらは大量消費の罠の中に居る。

気がつけば、変えていける。
ちょっとずつの行動だって、十分に何かを変える力は持ってる。

出来ることから、コツコツやろう。

いつの間にか、きっと世界が変わるから。

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