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ラグビーリーグ出身の選手達

※13人制ラグビー・ラグビーリーグの呼称がありますが、
この記事では「ラグビーリーグ」という読み方に統一します。

こんにちは!リーグワンにはラグビーリーグ(13人制ラグビー)経験者が数人活躍しています。
特にイズラエル・フォラウ選手はラグビーリーグから転向してきており、オーストラリア代表を追放された後もフランスのカタランドラゴンズでラグビーリーグの試合を重ねていました。
また、今年からパナソニックでプレーしているマリカ・コロインベテ選手は15人制ラグビーではオーストラリア代表ですが、ラグビーリーグではフィジー代表になっています。

他にも数人、そういった経歴を持つ選手がいるので紹介していきたいと思います。

1.イズラエル・フォラウ(浦安)

2007-2008年にメルボルン・ストーム、2009-2010年にブロンコスでプレー。2020年にはフランスのカタランドラゴンズでプレーしています。
(2011-2012年はオーストラリアンフットボールの選手でした。)

2007年にはルーキーながら21トライを挙げる新人最多トライ記録(当時?)を更新しました。加えて、ラグビーリーグのオーストラリア代表も経験しています。ラグビーリーグのW杯に関しては2008年に出場、準優勝しています。(優勝はNZ)
ちなみにメルボルン・ストームはオーストラリアのラグビーリーグの中でも強豪です。

15人制ラグビーではワラビーズで73Capと主力としてプレーしていましたが宗教的発言もあり、代表から外されています。ワールドラグビーの代表国を変更できるルールを適用して、2022年の夏にアジア―太平洋予選でトンガ代表として出場するのか去就が注目される選手でもあります。本人もトンガ代表としての出場に意欲的です。

2.マリカ・コロインベテ(パナソニック)

NRLでは2012-2014年にウェスト・タイガースでプレー、2014-2016年はメルボルン・ストームでプレーしています。
2017年以降、メルボルン・レベルズに加入し15人制ラグビーデビューを果たしました。15人制ラグビーではワラビーズの主力的選手です。

並行して、ラグビーリーグのフィジー代表にもなっています。2013年のラグビーリーグW杯にも出場しました。その時フィジー代表はベスト4に入っています。

3.ギハマット・シバサキ(GR東葛)

18歳にクイーンズランド地方のラグビーリーグチームに召集されており、
NRLでも2018-2019年にブリスベン・ブロンコス、2020-2021年にニューカッスル・ナイツでプレーしています。2021年には3試合しか出られず出場機会が減った事もリーグワン移籍・GR東葛の加入を後押ししたのかもしれません。

ルーツの話について余談。
曽爺さんが日本人(故にシバサキ姪)と原住民(木曜島周辺)のカップル、片方の親がマレー系(※ギハマットはギハ+マットでアラビア地方の名前の組み合わせ。マットはムハンマドのマレー系の変種)という形で色んな地方にルーツを持っている選手です。
彼のパートナーはクイーンズランド地方のアボリジナル系の女性です。

4.アンダーソン フレイザー(コベルコ神戸)

NRLで2006年にブリスベン・ブロンコス、2007-2008年にクロヌラ・サザーランド・シャークスでプレーしています。
また、2008年にはラグビーリーグのトンガ代表にも選ばれています。ニュージーランドとトンガの両方選べる立場にありましたが、彼はトンガを選んだようです。結果としては7位につきました。

2010年に神戸製鋼に加入してそれ以降、一筋でプレーしています。
2013-2014年にかけて15人制ラグビーでもトンガ代表に選ばれプレーしています。

5.ジョー・トマネ(BR東京)

NRLでは2008-2009年にメルボルン・ストーム、2010-2011年にゴールドコースト・タイタンズでプレーしています。

2012年に15人制ラグビーに転向・ワラビーズで17Capを積んでいます。サモア・クック諸島系のルーツを持っています。
2016-2020年はモンペリエ・レンスターとTOP14・PRO12(当時。現在はURC)を渡り歩いています。
現在はブラックラムズ東京のバックスのメンバーとして活躍しています。

6.マット・ダフィー(三重)

NRLは2010年から2015年にかけてメルボルン・ストームでプレーしています。
2008年にスカウトの目に留まり、奨学金付きでメルボルン・ストームの育成プログラムのメンバーに加わります。
そして2011年にニュージーランドのラグビーリーグ代表に選出されます。

2016年に15人制ラグビーに転向し、2017年にはオールブラックスに選出されます。2021年にホンダヒートに加入し、主にフルバックを守っています。
実をいうと2021年のパナソニック戦は元SRブルーズの10番(ボーデン・バレット)と15番の対決でもありました。

7.ウィリアム・トゥポゥ(トヨタ)

高校を卒業した2008年から2011年にかけてラグビーリーグでプレーしています。ブリスベン・ブロンコスに加入し、ノース・クィーンズランド・カウボーイズに移籍してシニアデビューを飾りました。
加えてトンガ代表にも選ばれています。

15人制ラグビーのデビューは2012年、ウェスタン・フォースで果たしました。その後、日野自動車、コカ・コーラなどを経て現在はトヨタに落ち着いています。

8.ナベテレヴ・ツランガニヴァル(クリタウォーターガッシュ)

フィジーのラグビーリーグチームであるナデラパンサーズでラグビーリーグをはじめ、オーストラリアにあるセミプロのチームに加入します。
カイヴィティ・シルクテイルズというフィジー出身で編成されているチームでプレーしたのち、栗田工業に2021年度から加入・プレーしています。


高校以下のレベルであれば、トンガやフィジーでプレー経験のある選手はもっと多くなるのではないかと思います。バツベイ・シオネ選手も高校時代にプレーした話もあるようです。

NRLとメルボルン・ストーム

NRLとはオーストラリアのラグビーリーグのリーグ戦の名称です。

シドニーを中心にチームが複数点在していますが、直近で強いのはメルボルン・ストームとシドニー・ルースターズの2チームです。
2021年はパンサーズが優勝しています。2015年以降でいえばメルボルン・ストームがほとんど3位以内に入っています。

メルボルン・ストームについて少し追記します。
イズラエル・フォラウやマリカ・コロインベテ、マット・ダフィー選手らが過去にプレーしており、レッズに在籍している選手でスリアシ・ヴニヴァル選手が過去にプレーしていました。特にヴニヴァル選手が在籍していたシーズンは勝率90%程を維持していました。

メルボルン・ストームの直近のシーズン成績。2位以上の所に黄色マーカーを付けている。

オーストラリアの中で日本の野球並みに人気がある(=プレーヤーも多く身体能力の高さも保障される)スポーツの主力が15人制ラグビーに転向した時、活躍するのはある意味想像できます。

将来的なラグビー代表を探すためにも、単純にラグビーリーグを知るためにもとりあえずはメルボルン・ストームの試合を動画などで観戦してみても良いかもしれませんね。


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