リーグワン中間雑感
こんにちは!リーグワンも全日程の2/3を消化してプレーオフ・入れ替え戦争いも佳境ですね!
今回の記事は過去記事の予想と現在の順位を比較する記事になります。
ただ個人的に思った事を書いているだけなので適当に読み流してもらえればと思います。
↑こちらが過去の順位予想になります。
1.3/23時点での順位表
3/23時点での順位は下記になります。
不戦勝・不戦敗も含んでいるため、得失差などスタッツの比較は別途検討が必要になりそうです。スタッツの話まですると長くなってしまうのでここでは割愛します。
結構予想とはずれてますね!(笑)
何故外れてしまったのか、要因含めてここから簡単に考察を書いてみたいと思います。
2.Division1
大きく予想を外したのはNTTドコモの不調でした。
これはエルトン・ヤンチースとローレンス・エラスマスの怪我による離脱が大きかったなという印象です。野球でいうとエースと4番打者が怪我で離脱している飛車角落ち状態ですね。2018年頃の実力がありながら低迷していたヤクルトのような状態です。
そしてもう一つ、浦安とのチーム再編の話もモチベーションに少なからず影響が出てしまった面もあるかもしれません。スコッド発表の写真も発表前と発表後で心のつっかえが取れたのか笑顔が増えているような気がします。
後半全力で走りぬいて欲しいなと思います。
また、コベルコ神戸についても今年は安定していません。ウェイン・スミスの離脱が大きいと言われていますが、平均年齢の高さも今一つ伸びきらない要因のように感じています。荒木・井端の二塁間が年齢による衰えを隠せなくなった落合政権末期の中日に近い印象ですね。
李承信をバイスキャプテンに据えるなど世代交代の必要性は自覚していますが上手く行っていないと思われます。
若手の台頭、という意味ではクボタ・東芝・ラムズが良い選手が出始めているので後半の巻き返しに期待したい所です。
クボタは埼玉のような勝負に徹する姿勢、東芝はセットピース(スクラム・ラインアウト)の安定、ラムズは得点機での冷静なプレー(と"リーダー")がカギを握るのではないかと思います。
3.Division2
こちらに関しては三重の健闘と日野の不振が予想外でした。
日野に関してはSOにルーキーの北原璃久を我慢強く起用し続けている印象があるので、単年ではなく時間を掛けて育成する意図が見えます。
横浜に移籍した竹澤の穴ももしかしたらあるかもしれません。
三重の健闘はフォースから移籍したジョノ・ランスが活躍している影響もありそうです。
スクラムに関しては具智元の穴は埋められているかもしれません。コーチが残留しているのが大きそうです。コーチの存在がチームの強さに繋がりやすいスポーツであることも窺えます。
4.Division3
1位は予想通りですが、清水建設の健闘とサニックス・中国電力の苦戦が予想通りにはいきませんでした。
清水建設については、ラグビーリパブリックでも取り上げられているようにフルタイムでの社業とラグビーの両立+それに対する外国人選手の理解に支えられている面が大きく感じます。
また、フルタイムでの仕事をしているため、セカンドキャリアについてもある程度担保できるのが魅力です。これが両立やセカンドキャリアを真剣に考える有力選手を集めるポジティブな循環を生み出すのかもしれません。
サニックスの苦戦は、今季限りでの解散がほのめかされている影響も大きいのではと思います。
それに加え選手の出入りがかなり激しかったので、チームのビルディングがゼロスタートになっている可能性もあります。
筆者も個人的にサニックスの試合を見に九州遠征を検討しましたがリアル都合と重なってしまい行けていません。
中国電力はエドワード・カークが加入していますがその効果が波及するにはまだまだ時間がかかりそうです。
こちらも2-3年スパンで見ていく必要があるかもしれません。
最後に
残り1/3となりましたが、今後注目すべきはプレーオフと入れ替え戦で入れ替えが実現するか・意外と入れ替えが起こらないかという所です。
プレーオフはサントリー・埼玉・クボタがほぼ確実として残り1枠争いが熾烈を極めそうです。トヨタが一歩リードしていますが横浜・東芝にもチャンスがあります。この3チームに注目していくと面白いのではないでしょうか。
Div1-2の入れ替え戦は、Div2の相模原・近鉄が良いレベルを維持していますが、Div1の下位チームもDiv1のトップチームと対戦しているアドバンテージがあります。また、去年と比べて90点取られることはあまりなく、最低限の試合は作れているので簡単に降格することはなさそうです。
Div2-3の入れ替え戦はDiv1-2よりは入れ替えが起こるかもしれません。
シャトルズと清水建設の試合を見つつ、Div2に行けそうか予想してみるのも楽しそうですね。
特に清水建設はフルタイムで働く社業との両立をしつつDiv1まで上り詰めるとそれこそ世界でも類を見ない日本ラグビーの文化になると思います。
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