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オペラ《三銃士》〜百合の烙印 制作メモ

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三銃士・続編を書くに当たって考えたこと&調べたこと。
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記事一覧

2017.11.14 作曲メモ-三銃士百合

★ある作曲家を訪ねて作品の感想を聞きに行った。
・Vol.3三銃士とVol.4人魚姫&ガラ、Vol.5三銃士2を一緒に持っていった。

★Vol.4&5の全体について
・年々成長している。書く毎に工夫が見られるため、断然最新作(三銃士2)が音楽的に面白い。
・コロコロ転調するのは面白いとは思うんだけど、いつもそれだと逆に慣れてしまう。
 →基本、転調しないで曲を展開し、必要な時にとっておいてはどう

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2017.7.27 作曲メモ

★三銃士原文(フランス語)
http://ameblo.jp/loupiac/entry-11213029761.html

★ダルタニャン物語 フランス語版 PDF版 (重いです)
†第一部 Les Trois Mousquetaires 三銃士(1巻~2巻)
†第二部 Vingt ans après 二十年後(3巻~5巻)
†第三部 Le Vicomte de Bragelonne ブラジュロ

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2016.6.16 作曲メモ(2)

【前提】
・オルガニストの千田寧子さんとお話しした。
・曲はネットで探した。

★パイプオルガンのこと
・調律には1.5時間くらいかかる(別途費用がかかることが多い)
・音色作りに2時間はかかる

★フランスのオルガン作曲家について
フランス古典(バロック時代=バッハと同時期)
 ♪クープラン(François Couperin, 1668-1733)
 ♪マルシャン(Louis Marchand

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2017.6.4 作曲メモ

★今回の物語の年齢早見表

注)
・史実のダルタニャンは1615年生まれ、ロシェルの戦いに参加させるために、デュマが10年早く生まれたことにしたらしい。
・ミレディはモデルとなったルーシー・ヘイの年代を当てはめた。ルーシー・ヘイはバッキンガム公爵の愛人だったとされている。

★今回のお話を本から探る。
・物語は三銃士(中)[竹村猛訳/角川文庫]のP.27「3 逢いびき」から読み直す。

★気づいた

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2017.5.29 作曲メモ

★清教徒(Puritan)について
・イングランド国教会の改革を唱えたプロテスタント(カルヴァン派)のグループ
・イングランド国教会は後の聖公会
・フランスではユグノー教徒(Huguenot)のこと

1518頃    ルターの書物によってフランスに宗教改革が伝わる
1521     ローマ・カトリック教会がルターを非難
       →プロテスタントは殉教か亡命の道
       (以降、カ

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