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5,000人のクリエイターと、ともにこの時代を生きていくことについて。

クリエイターという言葉を聞いたとき、あなたはどのような人をイメージしますか?

誰もが知っているような世界的に有名な画家をはじめ、著名CMクリエイター、デザイナー、イラストレーター、漫画家、などたくさん思い浮かぶと思います。身近にいる友人の方の顔が思い浮かんだ方もいるんじゃないでしょうか。

でも、果たしてそういった「何かに突出したスキルやアイデア」を備えている人しかクリエイターではないのでしょうか。私たちは一概にそれだけだとは言えないと思っています。

現在の世の中にはいろんな可能性が広がっています。例えばinstagram。ただ自分の友人や近しい人と繋がるだけではなく、そのSNSの場を活用し、自らをセルフプロデュースし続けインフルエンサーになる人も現れました。動画編集ソフトが普及したことで、今までの写真とテキストだけでは伝えきれなかったニュアンスでも、幅広く表現できるようになりました。これからもテクノロジーが進化し、様々な表現の可能性が広がっていくことで、私たちの未来にはまだ想像できないほどの希望が溢れているのです。

私たちCrevo(クレボ)は創業したときには、アニメーション動画に限定された制作会社でした。
今、Crevoとコラボレーションし、協力してくれるクリエイターは、世界中に約5,000人います。彼らとシナジーすることで、私たち自身もとてつもなく大きな進化をすることができ、いまでは実写動画も多数手がけられるようになりました。Crevoはテクノロジーとクリエイターのおかげで、想像もつかなかったくらいに表現の幅を広げることができたのです。振り返ると感謝しかありません。創業したときには思いもしなかった幸せな世界が私たちの前にはいま存在しているのです。

だからこそ、私たちは「何かをつくる人」に多くの可能性を提供していきたいと思っています。「クリエイターという言葉を聞いたとき、どんな人を思い浮かべるか」という質問には、「何かを創り出そうとする意思を備えている人だ」と、答えていきたい。いま何ができるか、よりも、これから何を生み出していきたいか。その意思を尊重し、そのための機会や場の提供といったサポートを行っていきたい。それがクリエイターとともに生きる覚悟であると思っています。

先日とあるイラストレーターの方とお話させていただいているときのことです。「Crevo(クレボ)と関わってどうですか?何か変化がありましたか?」という話題になりました。
少し考えて、彼女はこう話し出しました。「もともと絵を描くのが好きでこの仕事をはじめたけど、イラストレーターという立場はあくまで依頼される側の立場。納期や報酬など、無茶な要求をされることもしばしばで。そこから脱却できなくてつらい思いを何度もしたことがありました。でもある仕事でディレクションを行う機会があったんです。自分で一生けんめい、企画と全体構成を考えて、クライアントに提案して、イラストを描いて、それをアニメーターの方にどんな動きがいいかをディレクションして。ほんとうに大変で緊張で眠れない日々が続いたのですが、こんな充実した仕事はこれまでなかったな、と。そこからですね。ディレクションの仕事を受けるようになったのは。Crevoとの出会いがあったから、いまの自分があるとも思っていますよ。」と少しはにかみながら、彼女は話してくれました。そのとき少し涙がこぼれそうになるぐらい嬉しかったですね。私たちの仕事の価値はここにあるんだな、と実感しました。


いま、私たちは「クリエイター経済圏」というクリエイターを様々な角度から支援していくインフラを構築していくために、また新たな歩みをはじめています。何かをつくりたい人も、そのつくる人を支えたいと思う人も、一緒にやりませんか。世界をもっとクリエイティブにしていきましょう。大それた夢ほど、世界を面白くしていくから。


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