食事での気遣い

食事ほど本性が出るシチュエーションはないと思う。
私が信頼を置く人間は基本食事に行ってもあまり食べない。

ましてや団体ではほぼ食べない。
絶対側に回る。

促されてようやく口にする程度だ。
もちろん酒も飲まない。

昔からそういう人しか身近にはいない。

しかし驚くことに主催側でもてんこ盛りで食べようとする人もいる。
不思議で仕方ない。

せっかくだから食べたいのだろう。
これは育った環境も少なからずあるかも知れない。
もちろん本人の意識の低さもあるだろう。

私があまり食事に興味がなく痩せている。
周りに言わせるとかなり痩せているようだ。
最近、小学生の娘が父親が異常に痩せていることに気づいたらしい。
180センチ近くあって体重は60キロないのだから、
心配になってきたらしい。

彼女も痩せているが成長期のせいか最近よく食べる。
パパこれ食べていいよ、と自分のおかずを私に譲ってくる。
本当は食べれるんだろ?と聞くと、
食べれなくはない、と言う。

なかなか優しい子に育ったものだ。
腹を空かした友人がいたら食べ物を譲れるだろう。

自分より相手を気遣う姿勢は大事だ。
ツンデレな娘だが、
優しいところがあり親としては嬉しいものだ。

それゆえに大人が主催側で自分優先に食事をする姿は醜いと感じる。
そういう人に限って注文し過ぎて残す。
娘はまず残さないし、外食してもあれもこれも注文しない。

ほぼ食事に困らない日本で、
大人が欲張り卑しさが出る意味がわからない。

食事で人格や性格が出る。
気遣いができない人は食事が下品だ、

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