見出し画像

現実とファンタジー、生命力と悟り。を広げるAyane Yamazakiの新しいフェーズとは

CRJ TOKYOが選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲を紹介する。今回ご紹介するのは、Ayane Yamazakiの『土星とユニコーン』。

スペインのオルタナティブ・メディアが選ぶランキングにも選ばれた日本のインディー・アーティストAyane Yamazakiが、2023年2月24日に全世界配信リリースされるシングル『土星とユニコーン』をリリースした。

【最新チャート】はこちらから


生命力と悟りを開いていくようなこと、どちらもを行き来していく自分なりのバランス感覚を見つける

イギリス ロンドンのラジオ局から放送されている自身のラジオ番組で、この曲ができた経緯について、次のように語っている。

「土星というのはいろんな天体の中でも厳しい、ストイックな星で、試練やコンプレックスだったりをつかさどっている星なんです。歌詞の中に『ここではないどこかへ なんてもう言わないよ』という一行があるのですが、これまでは”ここではない どこかへ"という一種の逃避であり、ファンタジーが自分を支えていました。しかし、占星術でいう土星が自分の水瓶座に入った頃から、世の中がシビアな現実になり、いろいろなことが明るみに出てきて、”ここじゃないどこかなんて言ってられない”という気づきが私にも起こりました。それによって、現実とファンタジー、生命力と悟りを開いていくようなこと、どちらもを行き来していく自分なりのバランス感覚を見つけることができて、この曲ができました。」

悲しさやさみしさ、悔しさを受け入れることからはじまるラブソング。

サウンドに関してはこう語っている。

「これまではアンビエンスが入ったドリーミーなポップスでミドル・テンポな曲が多かったのですが、『土星とユニコーン』はその感じを残しつつも、踊れそうな曲です。サウンドと歌と歌詞は、それまで自分が積み重ねてきたものが、ちょうどキラッと光るところまで磨けたという達成感を感じています。“これまで”と“これから”が、この曲から変わっていったねと聴いている人もわかるような曲になっています。」

飾ることのない、そのままの自分でいいよと歌いかけてくれるこの曲は、そのままいまの時代の気分を映し出している。


【New Single】

土星とユニコーン
Aritst: Ayane Yamazaki
2023年2月24日(金)配信リリース
Link : https://friendship.lnk.to/SaturnandUnicorn
Label : FRIENDSHIP.&FORLIFE SONGS (Tokyo, JAPAN)
Produced by Ayane Yamazaki
Sound Produced & Arranged by Kei Maruyama
Written by Ayane Yamazaki

<関連記事>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?