編み物写真「オート」からの卒業
前回までのあらすじ
前回、前々回と私が編み物写真の練習を始めたきっかけや、試行錯誤の様子を書いてきました。
色温度を変えることによって、オレンジっぽい色合いをクールな雰囲気に変えることができると知った私。
久しぶりにミラーレス一眼で写真を撮り始めるようになりました。
とはいうものの、使っているモードは「オート」のみ。
今回はついに「オート」を卒業する話です。
今までの話に興味のある方はこちらからどうぞ。
何か物足りない!
「オート」モードを使っているとはいえ、少しずつミラーレス一眼で撮ることにも慣れてきたある日。
色合いはいいけど、「何か物足りない!」と感じるようになりました。
それはなんだかすぐにわかりました。
「ボケ」です!
iPhoneで撮るといい具合に「ボケ」てくれるので、「オート」で撮る写真よりも雰囲気がいいことに気づいてしまったのです。
ここで、やっぱりカメラが古いから、iPhoneの方が性能がいいんだろうなぁという思い込みが始まります。
(モードを変えて、きちんと設定をしてあげればいいことを知るのは、もう少し後のお話。)
ちょうどそのころ、カメラにも異変が起こります。
突然、前触れもなく、表示されたメッセージ。
どうやらカメラのご機嫌を損ねてしまったようです・・・。
ミラーレス一眼とiPhone
カメラ屋さんでクリーニングをしてもらい、無事に使えるようになったカメラ。
ですが、その時にカメラ屋さんに言われた言葉がずっと頭から離れませんでした。
iPhoneの写真で満足しているのなら、カメラは直さなくてもいいかもしれませんよ。
この時、iPhone15の発売を待っていた私は、悩み始めるのです。
iPhone15 Proがあればカメラじゃなくてもいい??って。
だから、このカメラは子どものおもちゃにしてもいいかなと思い始めます。
写真の「イロハ」を教わる
そんな時、とっても素敵な写真を撮る方と、お近づきになる機会がありました。
その方は、子どものクラスメイトのお母さん。
いわゆる「ママ友」です。
子ども同士が一緒に遊んだ時の写真を共有していただいたのがきっかけで、写真好きなことを知ります。
そして今では写真好きが高じて、副業でお仕事をされるようになったとのこと!
そんな方が身近にいたなんて、びっくりです。
そこから、個人的に写真やカメラのことについてのやり取りをさせていただくことになりました。
ISO、絞り(F値)、シャッタースピードから始まり、RAW現像、レタッチ、などなど。
意味がわからない単語が、どんどん出てきました(笑)。
そしてお互いの子どもをモデルに撮影会。
初めて、「オート」以外のモードを試しました。
使うのをやめようと思っていたカメラで、です。
彼女とやり取りをし始めた時に、こう言われました。
「まだまだ使えるカメラだから、使ってあげて。
子どものおもちゃにするにはもったいないよ!」
はい、本当にもったいなかったです。
まだまだ使えましたね。
こうして私は「オート」撮影から卒業し、色々なモードで撮る練習を始めることになりました。
まだまだわからないこともたくさんありますが、段々と写真やカメラの世界に魅了されてきています。
少しずつ楽しみながら、上達していけたらいいな。
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