年を経て生命が吹き込まれるのか?

僕の知人A子(熊本出身)のおじいさん(祖父)が、
結構な趣味人で、お店を経営していたのだが、
そのお店の包装紙のデザインを、
売れてなかった頃の四谷シモンさんに発注していた。

その縁で、四谷シモンさんの人形も一体持っていて、
それをお店に展示していたのだが、
そのおじいさんが亡くなり、お店も閉めることになって、
この人形はどうしようかということになった。

今となっては高価なものらしいが、
なにしろ不気味な人形なので始末に困っていたようだ。

するとその人形がおじいさんの娘(A子の母)の夢に出て来て、
「シモンさんのところに返して」と言ったそうだ。
なので人形を四谷シモンさんに送ったところ、
シモンさんはとても喜び、今でも年賀状が届くという。

ネットで調べたら同じような人形が、
1千万円以上の値段で売買されていたそうだ。
写真は四谷シモンさんの人形のイメージ写真で、
この話に出てくる人形の写真ではない。

画像1

ちなみにこの話に出て来るお店は、熊本市の下通り商店街のあたりにあった「ポレール」というおもちゃ屋さんだった。僕がこの話を聞いた時はまだ福岡に住んでいたのだが、その約20年後に熊本の奥さんの実家に引っ越すことになった。うちの奥さんに「ポレール」の話をするとよく知っていて、子供の頃に買い物に行っていたそうだ。これも何かの縁なのか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?