恋するマドリ

能年玲奈(のん)が不遇な扱いを受けていることについて、
ちょっと釈然としない気持ちがあるので、
のんが出演している「私をくいとめて」という映画を見てみた。
なかなかいい映画で、特に、橋本愛が出ていて、
「あまちゃん」のコンビが再現されているところが良かった。

それでその映画を監督した大九明子さんに興味を持ち、
大九さんの過去作品を見てみようと思い、
とりあえず「恋するマドリ」という作品を見た。

これは2007年頃の映画で、主要な登場人物は、
新垣結衣と松田龍平と菊池凛子なのだが、

この3人の設定というか、シチュエーションが2018年に制作された、
「獣になれない私たち」というテレビドラマに、
そっくりというか「パクリじゃねえの?」
と思ってしまうくらいのものだったのである。

それで色々調べてみたのだが、
「獣・・・」には大九明子はまったく関わっておらず、
僕のパクリ疑惑は決定的なものとなった。

ちなみに「獣・・・」の脚本は野木亜紀子という人で、
この人は「逃げ恥」の脚本家としても有名な人だ。

「逃げ恥」を見た時も星野源の使い方が、
「箱入り息子の恋」とかなり共通性があるなと思ったものだが、
野木亜紀子という人、確信犯ならばかなりしたたかな人だ。

でも若い頃の新垣結衣の
丸々太った姿を見られたのは僥倖だった。

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