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ギターの弦が切れにくくなるやつ

ギターを弾いていて一番嫌な瞬間は弦が切れる瞬間だ。切れた弦が身体に当たると痛いし、ライブ中に切れてしまうのも困る。ある程度劣化が進み交換の時期に差し掛かった弦が切れるならまだ良いが、交換後そこまで劣化してない状態で弦が切れると損をしたような気分にもなる。

自分の場合、ピッキングフォームを修正してからは演奏中に弦が切れることはほとんどなくなった。弦が切れるのは専らチューニング時だ。調べてみると、ナットやブリッジの滑りが悪いとその摩擦で弦にストレスがかかり切れやすくなってしまうらしい。

対策としてはナットやブリッジに潤滑油を挿すのが有効ということで、3年ほどFreedom Custom Guitar ResearchのシリコンオイルSP-P-09を使っている。効果はかなり良い。ナットやブリッジの弦が触れる箇所に塗布しているが、チューニングをしている際にピッチが滑らかに変化し、その後のズレが少ないことからも、弦の滑りが良くなっていることが感じられる。そしてその結果、本当に弦が切れることがなくなった。弦が切れるストレスが減り、チューニングもやりやすくなり安定するので、特に古いギターのメンテナンスには欠かせないアイテムになっている。これが一本あるだけでだいぶ安心感がある。

1,500円という値段に対して容量2mlというのは少なく感じられるかもしれないが、3年使っていてもまだまだ残量はあり、当面買い足す必要はなさそうなので値段が高いとは思わない。強いていうなら、容量が減ってから少し刷毛部分にオイルをつけるのがやりにくくなった感はある。


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