ほぼゲイの高校生の一日

朝いつも通りに起床。
朝ご飯を食べ、学校へ。
電車で最寄り駅に着き
到着。
おはよう。と言われ
おはよう。と返す。

体育の授業
男女に分かれる
男子気まずい
うまく話せない
運動できる男子はかっこいい
無理やり笑顔を作って
優しい自分をつくる

他の授業でも
女子とは話しやすい
なんだか気が楽
でも
休み時間になると
男子とつるむ
”だってみんながそうだから”
女子とばっか話すと
その人が好きなのかと言われる
女子は好きにならないのだが。

本当は
SEVENTEENが大好き
けど男性アイドルが好きだなんて
そうそう人に言えない。

男子が下ネタの話をする
好きなジョユウは?
、、、、
知らないけど知っているふりをする。
女子のあそことか別に興味ない。
むしろ不快

男子が好き、なんて言ったら
なんて言われるかわからない。
気持ち悪いと言われる恐怖
どんどん話さなくなる。

家に帰る。
部屋は散らかっている。
親に
「そんなんじゃ彼女できないよ!」
「いつまでも結婚できないでしょ!」
「子供ができたら〜」
1番傷つく
ごめん、彼女はできない。
子供もできない。
家の家系図は僕で終わる

家に帰るといろいろ考えてしまう
なんで自分だけこんな目に合わないといけないのか。
将来が全く見えない恐怖にかられ
体が震える
泣く


誰にも言えない悩みなのに
言った時点で人生が大きく変わる気がする。
もとから男が好きなのに。
それは変わらないのに。

だけど言わないでいると
自分を偽り続けなければならない。

言いたいけど言えない。
それが辛い。
将来が全く見えない
こんなこと考えなくても生きられる人達が羨ましい。

生きている意味あんのかな。

自分がよく行くビルの屋上は
いつか
飛び降りるためにある。
もうそろそろ人生終わりにしたいな。







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