私の父は、プライドが高く家庭では威圧的。父からの愛情はあまり感じられず、昔は好きではありませんでした。

それでも、私が生きてきた中で、父の愛を感じた出来事。幾つかあります。

このクリスマスの時期になると思い出す両親のエピソード。

これは、去年の１２月に掲載した記事です。
（少し加筆修正しました。）

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2021年12月25日 06:29

あなたは、何才までサンタさん信じてた？
私はたぶん小学校3～4年生くらいまでかな？

私がＯＬ時代のクリスマスのある日。
「うちな、中学生の娘の2人とも、まだサンタさん信じてんねん！」と嬉しそうに話す上司がいた。
「いやー、それは娘さん達に一杯食わされてますって！」と私。
きっと娘さん達は、プレゼント欲しさに騙されたフリを続けているに決まってる。
本気で娘達の言葉を信じる上司が、とても微笑ましかった。

それから私も親になり、毎年、子供達に夢を与え続けて来た。
振り返っても、結局サンタさんはパパだよ…とは、私の口からは言ってない。
ずっと「そうなん！可哀想に！信じない人には来ないねんで！」って言って来た。
まぁその内、子供達も馬鹿らしくなって、聞いて来なくなったわね…。

何故「サンタはいるよ」と言い通すか？
それは、私が実際サンタクロースに会ったから・・・。

小学校３年生くらいの頃かな。
友達の間では「サンタはお父さんやで！」って話題になる。
私も、やっぱりそうなんや…って疑い出す。

そこでその年、私一人でもサンタさんが来るまで起きてよう！って決めた。（よくある話…😅）

夜、パジャマに着替えて、頑張ってテレビを見ながら過ごす。だんだん眠たくなり、うとうとし出すので「早く寝なさい！」と母に怒られる。

すると  突然、ベランダからゴソゴソと物音が聞こえ、窓が少し開いた。
私、見たんです。
母と目が合いました。
「見てくるわ」と言い、母が恐る恐るベランダの方へ様子を見に行きました。
コソコソと何か喋ってます。
そこには、間違いなく誰かがいました。

「はよ寝なさい！！サンタさんが入って来れへんって言ってるよ！」と母。

（それは困る！）
私は慌てて布団に入り、あっという間に寝てしまいました😅

朝起きると、枕元にプレゼントと手紙。

「かこちゃん、良い子にしてますか？
お父さんとお母さんの言うことをちゃんと聞いてますか？・・・」

手紙の文字は、外国人が頑張って日本語で書いた様な、とても癖のある字。
（これは絶対サンタさんの字だ！）と思ったとさ・・・。

この出来事で、また私は『サンタクロースはいる！』って子供心に確信しました。

今思えば、両親の見事な連携プレーでした。
ちょっとした茶番劇。
たまに派手に喧嘩をしていた両親でした。
今では毎日お風呂を一緒に入る、仲良し老夫婦です。

あと暫く、私達姉妹に夢を見させてくれました。

だから私は今もふざけて、子供達に「サンタクロースはいるよ♡」と言うのです。

サンタクロースは、夢と幸せを運んでくれる素敵なおとぎ話なんだもの。

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サンタさんは初めから両親だった…というお家もあります。
それはそれぞれの家庭の方針だから、それで良いと思います。


でも、もしもあなたが父親（母親）でサンタさん役を買って出るのだったなら…

きっとあなたの愛は子供さんに届いています。
今は、サンタさんからだ！と夢の中で両手を上げている。
やがて成長し夢から覚めた時、やっぱりな、そういうシステムね…なんて思うかもしれません(*^^*)。
でもいつの日か、その子が大人になった時、改めて父の愛の大きさを知る。

クリスマスになると、嫌いだった父だけど、実は子供思いの暖かい愛情を持った父であった事を思い出します。

今年のクリスマス🎄も、家族に感謝。
仲良くして下さるnoteクリエイターの皆さんに感謝です❤️

今日一日が皆さんにとって、大切で幸せな一日になります様に・・・🍀
🎄🎁Merry Christmas🎁🎄