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大手門交差点と日本にまだある祟りの話

大手門交差点は内堀通りと永代通りの起点が交わる交差点。
皇居の周りには多くの門があり、大手門もその門の一つ。
永代通りの一本北には金座通り(金座通りは後述)に繋がる道があり、
そこで有名なのが平将門の首塚だろう。。。
祟りはこの文明の現代でもまだ存在していると私は思う。
ちなみに「祟」という漢字。
「出る」が「示す」の上にあるが、示という漢字はお墓を表している。
お墓から何かが出てきているということを祟という漢字は表現している。

首塚の話は科学では説明できない不思議なエピソードが多々ある。

祟りの伝説
築土神社や神田神社同様に、古くから江戸の地における霊地として、尊崇と畏怖とが入り混じった崇敬を受け続けてきた。この地に対して不敬な行為に及べば祟りがあるという伝承が出来た。
1923年(大正12年)の関東大震災後に都市再開発(復興計画)として大蔵省の仮庁舎を建てようとした際、工事関係者や省職員、さらには時の大蔵大臣(第1次若槻内閣)・早速整爾の相次ぐ不審死が起こったことで、将門の祟りが省内で噂されることとなり、省内の動揺を抑えるため仮庁舎を取り壊して鎮魂碑を立てた[注 1]。1928年(昭和3年)3月には大蔵省が主催して鎮魂祭を行っている。 しかし、早速が大蔵大臣に就任、それから程なくして亡くなったのは仮庁舎建設の3年後の1926年(大正15年)であり、仮庁舎建設には関わっていない。また、工事部長だった矢橋賢吉が死亡したのは建設から4年後の1927年(昭和2年)である。 さらに、大蔵省庁舎が落雷による火災で焼失したのは、17年後の1940年(昭和15年)の事であり、この日都内では20ヶ所で落雷していて、航空局に落雷して発生した火災が延焼したものであった[10]。
また、第二次世界大戦後に戦災復興都市計画として、GHQが丸の内・大手町周辺の区画整理にとって障害となるこの地を撤去・造成しようとした時、不審な事故が相次いだため、計画を取り止めた[11]。
アメリカ軍のブルドーザーが作業中に横転し、運転手が投げ出されて死亡。それまでも事故があり日本人の労務者に怪我人が出ていたので付近を調査したところ、転覆したブルドーザーの前に半分埋まっている墓のようなものが見つかり大騒ぎとなった。当時町内会長であった遠藤政蔵により、将門の首塚の碑であることが判明し、GHQ当局に陳情を重ねた結果、塚の取り壊しが中止された[12]。
それらの結果、大手町周辺が高層ビル街へと発展する過程においても、首塚は取り壊しや移転を免れて残ることとなり、現在でも毎日、香華の絶えない程の崇敬ぶりを示しており、近隣の企業が参加した「史蹟将門塚保存会」が設立され、維持管理を行っている。

wikipedia
心霊が写っていませんように
まだ誰もいない朝。南無南無


それから、金座通りは初めて聞く方も多いと思うが、大手町からほぼ永代通りと並行に走っており、読売新聞本社、日本橋三越の南側、江戸橋北詰を通り、そこから北にカーブしながら、人形町や久松警察署を経由して両国橋の西端につながる。名前としてはあまり知られていないが、使い勝手は良く便利な道路である。

大手門の交差点の交通事情を見ていこう。

左の写真:右から順にパレスビル、大手門ビル、大手町ONE

内堀通りを祝田橋から内回りで見ているところ。
4車線あり、右2車線は永代通りに入る。
これからも読めるように永代通りは主要道路の一つだ。
まっすぐは気象庁交差点や竹橋方向。
一番左側の車線=一番皇居側の車線は自転車がいるので
より一層の安全運転を心がけたい。

おまけ1️⃣株の話
大手門ビルは高配当株で人気ではあるものの
不祥事が立て続いたeneos(証券コード5020)のビル。
株価は日経平均の上昇に釣られてキープしているが、
配当利回りが良からぬ流れなので、数年前と比較した場合、魅力は落ちた気がする。
とは言っても同業種の中ではまだ配当利回りは悪くないので、
分散ポートフォリオの一つにおいておく分には一理アリかもしれない。
また、比較的お手頃の値段なので、投資初心者には買いやすい銘柄かもしれない。
656.2円✖️100株=65620円
配当利回り3.35%(いずれも2024年3月1日現在)

おまけ2️⃣
現代の大手門と江戸時代の大手門の同縮尺地図比較。

しっかり和田倉門も呉服橋も常盤橋もある

この時代の将門の首塚は地図には記されていないが、
中央上のやや左にある「播磨姫路藩 酒井雅楽頭忠顕」の敷地内の池のそばにある。
この当時からほぼ場所は変わっていない。
(工事のたびに遷移しようとすると祟りらしきものが起きる)

祟りは幽霊が悪さをするもの。
現代の誰に恨みがあるのかわからないが、
江戸東京を災いから守ってくれる守護神になってくれると双方幸せではなかろうか?

次回
大手町の北側、日比谷通りと外堀通りとの交差点である
神田橋あたりに焦点を当てていこうと思う。

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