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三宿交差点と世田谷区◯沢

三宿(みしゅく)交差点は246と三宿通りとが交わる交差点で
上り方向に行けば、渋谷。
下り方向に行けば、三軒茶屋。
ここは補助26号線(大井町〜淡島通りの下代田東の路線)の延長線上。

補助26号線についてはこの記事でも触れているのでよかったらどうぞ。

三宿交差点の最寄の駅は微妙で三軒茶屋駅と池尻大橋駅の中間地点。
電車でのアクセスはそんなに良くはない。
だからこそ、隠れ家的なお店があるとかないとか。
近隣の著名な施設は世田谷公園や自衛隊中央病院。

交通の視点でこの交差点を見てみよう。
246上下方向では直進も右左折も特に癖はない。
補助26号線も淡島通りからの方向では普通の十字路だが、
五本木から見た場合の三宿交差点は3車線ある内一番左は直進と左折、
残りの2本が右折専用になるので注意。

三宿通りはUターン禁止!!

今日の記事の主題はこれでおしまい。

いつものおまけコーナーである現代と江戸時代の
同縮尺地図比較で閉めようと思う。

現在の246は神奈川県伊勢原市の大山(おおやま)にある大山阿夫利神社までの参詣道ということに由来している大山道という名称。

大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)は、2200年以上前の崇神天皇の頃に創建されたと伝えられている式内社です。古来では別名「あめふり山」とも呼ばれ、雨乞いや五穀豊穣の祈願の対象でした。その後、奈良時代以降は神仏習合の霊山として、武家政権下では武運長久の祈りの場所として栄えました。庶民からの崇敬も厚く、江戸時代以降は年間20万人を超える人々が「大山詣り」を行ったと記録されています。
また、庶民の心を捉えた大山詣りを背景に、多くの文化が生み出されてきたことも大山の特徴です。源頼朝公が当社に刀を納めたことから生まれた「納太刀」という風習は、現在も復活のための活動が行われています。また、当社の御祭神が富士山の御祭神である「木花咲耶姫」の父君に当たることから、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われました。

大山 阿夫利神社 公式ホームページより

下馬引沢(しもうまひきさわ)村や上馬引沢(かみうまひきさわ)村というのが三宿、三軒茶屋一帯の昔の地名だが、1932年の世田谷区が誕生した際に、引沢という名前は消えたそうだ。

それでも現代、世田谷には◯沢が多い。
駒沢、深沢、代沢、廻沢(めぐりさわ)、野沢、奥沢、北沢(下北沢、東北沢)。
これで全部になり、沢とついているように
水が豊かなエリアである証拠でもある。

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