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札の辻交差点

札の辻(ふだのつじ)交差点は
第一京浜と桜田通りと慶應大学三田キャンパス付近と芝浦アイランドエリアを
結ぶ道(通称:三田通り)とが交わる交差点だ。
(桜田通りは三田2丁目交差点でくいっと曲がって魚藍坂や白金のほうに向かう)

箱根駅伝でも走るコースなのでテレビにもよく出る。
交差点の角にはバンダイナムコ研究所(証券コード7832)がある。

最近は交差点周辺の再開発も進み、特に歩道橋の架け替え工事はかなりの大掛かり。
夜中に交差点を通行止めにして一気に架け替えた工事の時もあった。
最寄駅はJR田町駅。

ここの交差点は形状が特殊なので、信号の捌き方もそれに伴い予想とは異なるので見ていこう。
どの交差点でもそうだが、
歩行者信号と車両の信号のタイミングや交通量をシミュレーションして議論して決定して‥そのプロセスを一度見てみたいし、参加してみたい。

話を戻そう。
まずは第一京浜上り。
左折は赤羽橋、桜田通り・三田通り方向で単独で左矢印が先に出る。
この時、三田通りから第一京浜への方向で信号が青だ。

第一京浜の上下両方向とも右折はできない。
ただし交差点を過ぎた先にUターン路が設けてあるので、
それを使えば良い。地元の人しか使っていない印象があるけど。

次がこの交差点の特徴であるポイント。

赤羽橋方向から芝浦方向の際の交差点進入時だが、
片方向が青の時、反対車線は赤である。
(普通の交差点のように対向車線が同時に青になるのではない)

写真で分かるだろうか?こちらが青なら、向こうからの反対車線の芝浦から来る車両は赤だ



また芝浦方向から第一京浜は昔は常時左折可能だったが、
新しい歩道橋の柱ができたため、常時左折はできなくなり、
交差点まで進入して、信号の指示に従って左折することになった。
従前通り三田通りからの左折(銀座方向)は常時左折可。

他の特徴として、写真の通り、対向車線は必ず赤になっているので、右折がしやすい。
(赤羽橋から来れば、高輪方向。芝浦から来れば、銀座方向)

銀座から第一京浜下りを見ている

第一京浜の下り方向では交差点直前はオレンジ色になるので、車線を跨いではいけない。

交差点は道路の形状や交通量によって非常によく考えられている。
もちろんそれでなくては安全性は確保できないのは言うまでもない。
札の辻交差点はやや特殊な交差点ではあるが初見者でもあまり混乱することはないだろう。
まだまだ初めて来てみて一発では理解できない交差点はたくさんある。

今日も一日、みんなが最善の安全行動を取れば無事故となる。
交通安全は全員の共通目標の一つでありたいと心から思う。

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