365日日本の名建築44
本日紹介するのは杉並区立中央図書館です。
建築家の黒川紀章氏が設計した図書館で、最近リニューアルしました。
荻窪駅から徒歩10分程度で行ける好立地な場所にあり、読書の森公園に併設されています。
雁行したカタチが目を惹きます。
ガラス張りなので内部はとても明るい空間。
地下階もあるのですが、なぜ地階なのにこんなに明るいのか?
その答えは公園側に設けられたドライエリアという空間のおかげでした。
この空間のおかげで図書館の地階は地上にあるのと変わらないくらい明るい空間となっています。
公園側にはウッドデッキの広場もあり居場所がたくさんあります。
地下階を設けることによって建物も低層に抑えられているので、圧迫感も感じられませんでした。
公園に静かに佇み調和し、地域に貢献した優しい建築でした。
これぞ名建築!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?