365日日本の名建築40
東京都福生市にある福生市庁舎です。
福生市は東京駅から中央線快速で約1時間くらいのところにあります。
福生はとてものんびりとした場所で、遠くには山並みがうっすらと見えます。
福生駅西口を出て歩いて10分くらいするとと、目の前にレンガ張り外壁の可愛らしい建物が姿を現します。
二棟のタワーはまるで床から生えてきたタケノコのような外観をしています。
曲面で作られている床と外壁の取り合い部分が床から盛り上がって出てきたように見えてとてもユニークな形となっています。
タワーの間は広場になっていて、イベントなどが行われたりされます。
私が行ったときは芝生にムクドリがたくさんいるのどかな広場となっていました。
広場も道路から階段を登れば入れるあたりがとてもいいですね!
屋上広場の下には市民利用スペースが大きくワンルーム状に作られています。
なんだか昔おとぎ話で見た木の中の空間みたいで面白いですね!
外壁には奥行きのある開口部が規則正しく配置されていて、そこにはルーバーが設けられています。
これによって日差しが強いときは向きを変えて、日差しを防げるようになっているんですね。
市庁舎と聞くと一昔前はお固いイメージがありましたが、福生市庁舎はとてもユニークな姿をしていて近づきやすい建築となっていました。
私は福生市庁舎を訪れたとき、ワクワクする何かを感じることができました。
こんな素敵な市庁舎が増えてくれると嬉しいですね!
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