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アニメ「チェンソーマン」3話まで感想

アニメチェンソーマン第3話まで観た。
1話だけ観てたまっていたので、作業の合間に一気視聴をしたら、なんとEDが違うではないか…聞いてないぞチェンソーマン。

ちなみにチェンソーマンはジャンプ本誌の最終回だけ見て以降何も設定を知らないので、デビルハンターだとか公安だとかそういう設定と全く知らず、チェンソーになった奇形頭のキャラがいるな…という認識だけだった。
あと、デンジの名前は知らなかったがマキマさんだけはTwitter各所で見かけていたので名前と見た目だけ認知していた。

事前情報がMAPPA制作ということだけで、それ以外知らなかったにわかがついに手を出してしまった。
話題になった「ルックバック」。藤本タツキ先生の作品を初めて読んで、なんと表現力の高い方だろうと心底驚いた記憶がある。
以前後輩から「チェンソーマンの前にファイアパンチを読んでください!すごいですから!!」と勧められたことがある。
すまない、後輩。ルックバック→チェンソーマンの順になってしまった。

1話の感想はTwitterでほろほろと呟いたのだけれど、改めてまとめると、とにかくグロ描写に規制がなく、デンジのどん底人生にポチタがずっといて、そしてこれからもずっと一緒なのだと感じた1話だった。
演出や作画への細かいオタク特有の早口呟きはTwitterのどこかにあるので割愛。

2話。早速OPで見かけていたチョンマゲ(?)男子のアキくんとやら。
マキマさんから3年先輩と紹介されていたので、てっきりデビルハンター歴3年なのかと思っていたが当たり前のようにタバコを吸っていたので「あっ成人済み…でしたか…」とビビったのはここだけの話である。
初めて食べたうどん、初めて食べたフランクフルト、というワードだけで泣けてしまうのでデンジには今以上にもっと幸せになってもらいたい。
思わず画面前で涙が滲んでしまった。

3話。噂のパワーちゃんとやらが登場、可愛さ抜群でまさかの悪魔(魔人)で恐れ慄いた。OPや名前からすげーなこの子、と思っていたがそういう異例チームか、と納得。
ニャーコのためにデンジに嘘をつき、屋敷へ連れて行くところはまぁそうだろうなと思いつつ観ていたが、コウモリの悪魔にニャーコを食われた後に発した彼女の「ウヌの気持ちがわかったぞ」という一言。
ニャーコと過ごした日々が丁寧に描かれた後のこの一言はかなりグッときた。ファイルーズあいさんの演技と、戸谷菊之介さんの「ああ…」という、驚きつつもどうしようもできないといった演技が最高に光っていた。
そこからのコウモリVSデンジの戦闘シーンはもうかっこ良すぎて、ただただ黙って見ているしかなかった。
ためにためての演出、胸の紐を思い切り引っ張って変身、ビルやら車やらを破壊しまくるシーンは「デンジ/チェンソーマン」のビジュアルの格好良さや彼の一風変わった性格をよく表しており、ものすごくスカッとする魅せ方だった。
次回で無事にニャーコとパワーちゃんが出てくるんだろうなと思いながら、ヒキで見せなかったのはとても上手だと思った。ここで出ていたら3話まで観てからしばらく観なくなるか、観るのをやめてしまうところだったと思う。
ちょっとした引き伸ばしが次回どうなるんだ?と気になるように持っていっているので、とても見せ場とヒキの勉強になった。

アニメ・ドラマと漫画は作り方は違うが導入・ヒキの部分に関してはものすごく参考になるんじゃないかと思っている。
記事のテーマ作品から離れるが、巷で話題の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」も毎度ヒキが上手かつテンポがよく、さすが大河内一楼さんである。圧倒されまくって気づいたらのめり込んでおり、導入もヒキも細かい演出も全て見逃しており、考察動画を見る始末だ。
かつてリアルタイムでコードギアスを観ていた頃、それはもういい意味でボコボコにされた。
大人になって見返して、テンポの良さや伏線、導入・ヒキがありえないくらい自然で観やすいのだ。

話を戻そう。

チェンソーマンは、原作は本誌で話題になった最終回しか知らないので、漫画を読んだことがない。(最終回の記憶ももう朧げ)
この機会に読んでみようかとも思ったが、MAPPAの激ヤバ映像と声優さんたちの強烈な演技をしばらく楽しんでみようと思う。

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