見出し画像

【CEOコメント】2021年、年末のご挨拶

本年、2021年も大変お世話になりました。

信用リスク管理体制の強化を継続しています

クラウドクレジットの融資先企業は2020年の第2四半期に大きな向かい風を受けた企業が多くなり、うち事業会社についてはWithコロナの環境下、ボディブローのように厳しい環境と向かい合う企業もありますが、当社がとくにWithコロナの環境下で注力しているノンバンク、マイクロファイナンス・セクターにおいては比較的力強い回復を各社がみせています。

そういった環境下、本年11月24日に、カメルーンの中小企業や農業事業者へ与信するファンドにつきまして、昨年来の回収活動において回収をされた資金のお客様への分配を行い、ファンドをクローズさせていただくことについて、私たちにとっても心苦しいながら、償還時報告書というかたちでご報告をさせていただきました(※1)。

※1 「カメルーン中小企業支援プロジェクト」シリーズおよび「カメルーン農業支援ファンド」シリーズにつきまして、詳しくは当社HP上の償還時報告( https://platform.crowdcredit.jp/operation/entry/1930/19 )およびFAQ( https://platform.crowdcredit.jp/operation/entry/1931/19 )をご確認いただければと存じます。

とくに2020年にはいってから以降のここ2年間は、当社からお客様へ当社の信用リスク管理体制の強化状況をご報告させていただいてまいりましたが、2021年下半期においては、8月にもご報告をさせていただいた事項を中心に信用リスク管理体制の強化をはかっています(※2)。

※2 当社の信用リスク管理体制の強化につきまして、詳しくは以下をご覧ください。

新任の取締役が就任いたしました

その中で、本年12月1日にご報告をさせていただきましたとおり、それぞれCOOとして新渡戸が、CFOとして小松が、新たな取締役として就任しており、企業体としての運営体制も強化を図っております(※3)。

※3 詳細は本プレスリリース( https://crowdcredit.jp/info/detail/info-1703/ )をご確認ください。

新渡戸COO、小松CFO、および宮田CIOからは、年を跨ぎますが、別途お客様にもご挨拶をさせていただければと思っております。

新しい運営体制において、私自身につきましては日常業務からは離れて、CEOとして経営全般に注力していく座組みとさせていただきます。

今後も当社は継続的に各分野の専門家を採用、社内登用するかたちでそれぞれのファンクションを強化してまいります。

お客様全体の損益分布状況を更新いたしました

「カメルーン中小企業支援プロジェクト」シリーズおよび「カメルーン農業支援ファンド」シリーズが、最終償還直前でファンド号ごとの分配金額が確定直前であったことにより、2021年9月上旬をめどに公表させていただく予定であった2021年6月末のお客様全体の損益分布状況の公表を見送らせていただいておりましたが、このほど2021年9月末時点におけるお客様全体の損益分布状況について公表をさせていただきました(※3)。なお、ファンド全体のパフォーマンスとしては、お客様全体の平均IRRは1年前の2.22%から直近では2.97%に回復をいたしました。

※3 お客様全体の損益分布状況につきまして、詳しくはこちら( https://platform.crowdcredit.jp/operation/index/24 )をご覧ください。

2022年もよろしくお願い申し上げます

当社はこの2年間を集中的に信用リスク管理体制の強化に対応する期間として位置付けてまいりましたが、来年2022年からは強化された信用リスク管理体制のもとで、より多くの投資機会をお客様にご提供させていただく予定です。

再度投資機会としても魅力的なプラットフォームになることで、当社のミッションである「世界を繋ぐ金融」をお客様と進めさせていただく1年とできればと考えており、引き続きのご愛顧のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

クラウドクレジット株式会社代表取締役CEO
杉山 智行

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?