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門出に送るワイン

みなさまこんにちは。くろうりーです。

先週も記事を読んで下さり、ありがとうございます。

こちらの記事がシロクロ様の【おすすめnoteマガジン】で紹介されました。

まことにありがとうございます。

こちらのマガジンは興味深い記事がたくさん収録されてますので是非ご覧下さい。

皆様からスキ&フォロー、サポートまで頂けて大変ありがたいです。

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先々週の『第2次牡蠣合宿ペアリング顛末記』がnote公式マガジン【お酒 記事まとめ】に収録されました。

私の記事を取り上げて頂き感謝致します。


・はじめに


3月って別れのシーズンですよね。

4月からの新しい環境へ向けてそれぞれのステージへ。

友人や同僚などお世話になった方へ。

送りたいワインを4本。

アクションプラン交えて今回はご紹介します。

ぜひ最後までおつきあいください。


・まず前提として(アクションプラン)


これは贈り物全般に当てはまることですが。

相手の好みが分かるならそれに越したことはありません。

ですが、そうそう分かる相手ばかりではないですよね?笑

なので今回は相手の好みにあわせるよりも。

ワインのデザイン&ストーリー性にフォーカスをしてご提案します。

送る相手の方がお酒が飲めるかどうかだけはリサーチお願いしますね。笑

・1本目 リエール フレール グラン バトー ボルドー ブラン (フランス ボルドー地方)

まずはこちら。フランス・ボルドー地方の辛口白ワインです。

2週間くらい前からのnoteの仕様変更でサムネイルが出ません。汗

クリックして頂くとわかるのですが、とってもオシャレなラベルのボトルです。

まさに門出にピッタリと思いますが皆さんはどう思いますか??笑

価格もお手軽なので同僚や友人など気取らない関係の方へ送るのにいいかもです。

味わいはソーヴィニョンブラン100%で柑橘香あるキレのいい辛口です。


・2本目ピノノワール アタ ランギ (ニュージーランド)

2本目はこちら。

ニュージーランドのピノノワールの赤ワインです。

「アタ ランギ」とはマオリ族の言葉で「新しい始まり、夜明けの空

という意味です。

まさに門出にふさわしいワインだと思いませんか?

評価&味わいともにニュージーランドでトップのピノノワールです。

形容として「ニュージーランドのロマネコンティ」と評されるほど。

なぜなら旅行者が持ち込んだロマネコンティの畑の枝が元になっているからです。

ブルゴーニュファンの方や異論ありましたらごめんなさい。

先に謝っておきます。汗

価格は私のnoteで紹介するワインとしては高いと思います。

ですが同程度の品質のものをブルゴーニュで探す場合この3倍の価格はします。

メッセージ性も含めて赤ワインはアタ ランギをオススメします。

お世話になった恩師や上司など目上の方にいかがでしょうか?


・3本目 ドメーヌ コアペ ノブレス デュ タン ジュランソン(フランス 南西地方)

3本目はこちら

フランス南西地方の甘口白ワインのジュランソンです。

このワインは決して高級ではないです。

ですがちょっとしたエピソードがあります。

フランスのブルボン朝の祖であるアンリ4世がいました。

40年近く続いたカトリックとプロテスタントの宗教戦争を終わらせた名君としても有名ですね。

そのアンリ・ド・ブルボン(アンリ4世)が生まれたときに

「精神と肉体を強くする」

という意味を込めてジュランソンを数滴飲ませたという逸話があります。

このことからジュランソンは

「王のワイン」

と呼ばれ名声を得ます。母方の祖父が実際にジュランソンの畑を所有してたというお話も。

そのメッセージを込めてこれから新しいステージで活躍するであろう若手や部下へ。

高級ではないですが甘口のため熟成ポテンシャルがあります。

「君が王さまになるくらい立派になったら一緒に飲もうか」

と言って私なら送るかもです。あれ?ウザいかな?笑

アンリ4世について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ


・4本目 シルバー ブリュット ナチュール アンドレ クルエ

最後にご紹介するのはフランス・シャンパーニュ地方の極辛口のブランドノワールです。

ブランドノワールとは黒ブドウのピノノワールからのみ造られたシャンパーニュです。


通常のシャンパーニュは瓶内二次発酵後に澱を取り除きます。

そして目減りした分を「門出のリキュール」という糖分入りのワインを注入してから打栓します。

こちらはその工程を経ないため糖分が少ない淡麗な味わいです。

「コーヒーに砂糖を入れると味がわかりにくくなるだろう?」

とはこちらのメゾン(造り手)の当主の名言です。笑

ではなぜこのワインを門出のワインで私がご紹介するのか?

私が好きなコミックで申し訳ないですが。笑

この15巻のエピソードのひとつに「別れのシャンパーニュ」という回があります。

「ワインにとって一番大事なのは、過去や未来じゃない。今なんだ」

「このシャンパンは永遠の別れではない、また会おう」

読んで心に響いた言葉です。

少し古いコミックですが、ソムリエになってから読み返したら印象が変わりました。

ネタバレになってしまうので詳細は伏せますが、見かけたらぜひ読んで頂きたいです。


・さいごに


いかがでしたでしょうか?

今までお世話になった方へ。

これから新しい環境で頑張って欲しい人へ。

最大限のエールを込めてワインを送りませんか?

ワインに込められたメッセージも添えて送れば喜んで頂けるかもしれません。

ワインの感動を共感、共有することによって絆が深まります。

「ワインとは、ただのお酒ではありません。人と人を繋げて笑顔を作ることができる存在です。」

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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クロサキナオ様に書いていただいた紹介記事はこちらです。涙が出ました。泣

メンバーシップで学びの機会を与えてくれているクロサキナオ様にお礼を申し上げます。


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