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クラフトビール日記:Adroit Theory Ossuary Ghost 1174

引越しに向けて、荷造りしながら週末ビール。
日程も決まって、あとは詰めて運ぶだけ。冷蔵庫の中身も計画的に減らしていけるスケジュールなので、この日記もギリギリまで通常運転でいくことに。
強いて問題を挙げるとしたら、引っ越したあとのビールの確保か……?

さて、そんなわけで今日飲むのはこれ、Adroit TheoryのOssuary。
副原料はラクトースくらいしか使ってない、最近の流行からするとかなり漢らしいタイプ。

感想

コーヒー豆使ってるんじゃないかっていうくらい、開けた瞬間からローストモルトの焙煎感が漂う。かなり豆っぽい香りなんだけど、コーヒー豆は使ってないんだとか。

味の方も同じくロースト感のある、かなりビターなスタウト。副原料のビター感じゃなくて、ちゃんと後ろにモルトの旨味が広がるタイプだなぁ。
コーヒー寄りの味だけど、酸味は全くといっていいほどない。温度が上がるほど麦っぽさを感じるようになってくる。割と国産のスタウトが得意な方向性のような気がする。

甘みはほとんど感じないけど、アルホリックな感じも全然ない。とことん硬派だけど、でも飲みにくくはないっていうバランス。
このビール自体が複雑な味を持っているわけではないので、フードと合わせる方が楽しめそう。ナッツやドライフルーツ、チーズと合わせるのも良いし、揚げ物とも相性は悪くないんじゃないかな。
個性的なスタウトなのに何にでも合わせられる、という幅の広さは、このビールの隠れたポテンシャルかもしれない。

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