みんなは「洗脳だ」とか何とか言いますが、「親からもらった命」は洗脳ではなく事実じゃないかなぁ。
そりゃまぁ産んでおいて放置だの虐待だのされた人にまでそれを説く気はしませんが(惨いよな)、私が嫌いなのは「毒親」以外に「親ガチャ」というネット用語です。

子どもからの言い分は「親を選べない」だからそうなんでしょうね。
馬鹿言え。親だって子を選べないんだよ。
反抗的でいじめをするようなわが子欲しいか？
従順なだけで、自分の意思を表現出来ない子を、いくら手塩にかけて育てても「親が決めて」から脱さないわが子欲しいか？
手が掛からないだけで無理をする私みたいな馬鹿娘、欲しいか？

無理はします。残念なことにね。
それが私の誇り。
本来死ぬべきと言われた命に、死と向き合って挑んだ母へのささやかな対価。
私が自尊心を自ら蹴落とすことは、両親への侮辱。
それこそ「子ガチャ」で外れを引いた私の両親に、心身が弱くともせめて「人格」や「意志の強さ」では、外れではなかったと安心してほしい。

そもそも私は最善しか選べない。
気持ちが悪いから。

自分のために誰かを犠牲にする。
自分の名誉のために他人を下げる。
誰かの涙に濡れた地に立たないと自分を保てないなんて無様だ。

それくらいなら、自分の足を刺してでも、最善を選ぶよ。

今日もだいぶ疲れてるんだけど、明日がんばれるかなぁ。他人と会うの疲れたよ。
綺麗な言葉を吐くくせに手は出さないんだ。汚れると思ってる。くだらない。
いつだか、「生きてることが善、という風潮になり過ぎて、逆に尊厳がない時代になりましたよね」と話していたことがあります。

日本は。
日本人は。
そこから、脱さないのだろう。

穴を開けろ
予定調和を壊せ
お前らの語る偽善的な尊厳は飽き飽きだ。

もらったものに誇れない。
そんなものは願い下げだ。