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そして無職に

2020年6月30日。私はまた無職になった。いや、無職ではない。ライターとしてお金を頂戴している以上、無職とはいえない。でもフリーランスと名乗ることも違う気がして戸惑っていることを以前、noteに書いた。

今日で失業したのに、まだグダグダと悩んでいる。でもね。それが当たり前だと思うよ。だって本音は辞めたくなかったんだから。ほら、未練たらたらでしょ。

2017年の年末に求人を見つけて興奮。面接に呼ばれてワクワク。採用連絡をもらって感動。こどもの頃から憧れていた職場だったので、嬉しくて堪らなかった。このまま60歳になるまで勤められると信じていたあの頃に戻りたい。そして自分に言ってやりたい。

世の中、そんなに甘いもんじゃないよって。

あと数分で今日が終わる。そして7月1日から新しい世界が待っている。正直に言うと、不安でいっぱいだ。最初は年齢的に180日の失業保険をもらえるはずだから、半年は失業保険をもらいながらライターとしての実績固めをする予定だった。

予定は未定とは、誰が言ったのだろう。本当にその通りだ。

なんと!私には失業手当の受給資格がないことが判明。2週間前に福利厚生室でそう回答され、驚いて自分の給与明細をチェックしたら、確かに雇用保険は引かれていなかった。非常勤でも公務員だったから、雇用保険適用の対象外なのだとか。

う・そ・で・しょ・う?

7月は6月分の給与が支払われるからいいけれど、8月以降はどうやって生活するの?心拍数が一気に跳ね上がる。残酷な現実。もっと早く言ってよ!

ライターの仕事だけで食べていけるの?
やっぱり求職活動始めた方がいいんじゃない?
住宅ローンがあと10年も残っているのにどうするの?

不安は尽きない。でも、明日はきっと明るい日。人生、いつもいいようになってきた。だから、今回も大丈夫。ただ前を向いて歩いて行こう。

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