無垢な子供の様に

真夏の夢から
目覚めた子供は
母と父を探し
叫び喚き嘆く
その声は届かずに
彼は大人に為った
冷血な人として
生きてしまった
無垢な子供の様に
他人を傷つけて
日々笑い転げる
革張りの椅子から
滑り落ちる日まで


読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします