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SBIと米サークル、業務提携に向けた基本合意書締結──USDCの日本での流通などを視野

SBIホールディングスと、ステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を発行する米サークル(Circle Internet Financial)は、日本国内におけるUSDCの流通、サークル社の銀行口座開設、Web3関連サービスの普及を目指して包括的業務提携に向けた基本合意書を締結したと11月27日に発表した。

まずは、日本におけるステーブルコインの利用拡大に向けて、USDCの日本国内における流通を目指すという。USDCの取り扱いは、電子決済手段等取引業の登録を目指す方針のSBI VCトレードが行うとしている。

また、SBI新生銀行が口座開設を通じて、米サークル社に日本国内での銀行サービスを提供する予定。日本国内の事業者をはじめとしたユーザーのUSDCへのアクセスと流動性の向上を実現するという。

さらにSBIグループはデジタルアセット関連の戦略の一環として、米サークルのプログラマブルウォレット、ブロックチェーンインフラ、スマートコントラクト管理ツールなど、さまざまなWeb3関連システムの提供に向けた協業でも合意していると述べた。

リリースで、米サークルのジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)CEOは「SBIホールディングスとのパートナーシップは、デジタル通貨の未来に対するビジョンを共有するものであり、Circleの日本およびアジア太平洋地域における拡大計画における重要なマイルストーン」と述べた。

一方、SBIホールディングス代表取締役会長兼社長の北尾吉孝氏は 「SBIグループはステーブルコインを活用した新しい金融の実現に向けて全力で取り組んでいきたいと考えています」と語った。

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