生徒の声でN中等部のキャンパスの自動販売機の飲み物を変えたって話。
今年は新年度がはじまっても、コロナの影響で登校できない日が続きました。オンライン授業はありましたが、生徒との一体感もなく、僕のようにマイペースな人間は、積極的に友達作りをするわけでもなく、かつN中等部にきている人は、僕も含め、友達付き合いも苦手な人が多く、いまいちN中等部生である実感がないまま、気がつけば、「あれ?俺、今年でN中、終わりだよね?」と思ったら、このまま何もしないで卒業するのは嫌だなと思って、「N中等部に生徒会作らない?」って提案しました。
先生にも相談し、全キャンパスでやるのは調整が難しいから、まずは秋葉原キャンパスだけでやってみようということになり、生徒会に興味がある仲間が集まりました。
生徒会メンバーを募集する際に、わかりやすい例として「自動販売機の商品を変える」という話をしたのもあって、メンバーの中でも自動販売機の中身を変えることに興味がある人が多かったです。
先生に相談し、まずは、今契約している自動販売機で扱える飲み物一覧をもらいました。
「コーラがない!」
そうです。僕は、飲み物といえば、水かコーラしか飲みません。コーラは、ペプシではだめで、かつ、ダイエットコーラなどもNG。あの純粋培養なコカコーラが飲みたいのです。
コーラが選べないことを知った僕は、自動販売機自体を交換する作戦を考えました。コーラによる執念と、完全な自分のエゴです。
ただ、自動販売機を交換したい、契約する会社を変えたいとえばダメと言われるでしょう。変えたい理由が、「僕がコーラのみたいから」だと先生は動いてくれない。
だから、納得いく理由が欲しい。見つけたのが、「寄付付き自動販売機」でした!購入した飲み物代の一部が寄付される!自販機によって、貧困支援とか障害者支援など支援カテゴリーを選べるので、生徒みんなで、どの課題に寄付したいか、その課題を調べたりすればプロジェクト学習っぽくなるなと思いました。社会課題を調べ、考え、寄付という形で社会貢献できる!完璧なストーリでした笑
まずは、先生に寄付付き自動販売機の案を提案。(もちろんコーラはある)
先生はN中等部本部に聞いてくれたみたいですが、結果としてNGになりました。自動販売機の契約は本部で一括していて、キャンパスごとに契約はできないみたいでした。
なので、今の自動販売機で、中身だけ変えることになり、生徒に飲み物アンケートをとって、商品を決めることになりました。ビフォー・アフターがないのですが、変更後のラインアップはこれです!
ビフォーの写真はないですが、トマトジュースとかコーンスープとか、中学生が飲むかな?というものも並んでいました。
飲み物アンケートや決定は僕はほとんど参加していなくて、気がついたら他のメンバーが進行してくれていました。
コーラがないから熱が冷めたわけではありませんが、そういう気持ちもあったかもいれない。コーラはコンビニで買って登校する僕の生活は変わりませんでしたが、生徒主体で見える結果が出るっていいよね。
僕がN中等部に行くのも、あと数回です。週1生なので。自発的な生徒がいろいろ進めてくれるし、そもそも生徒会という枠組みがなくても、やれる人がN中等部を変えていくだろう。
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