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アスルクラロ沼津

  私にとっては人生初の芝生での応援、対戦相手が決まった時点で芝生応援にワクワクしていた。試合結果も作用しているのだろうけどあの密着感、一体感、独特の熱感は、ドームや厚別では味わえない、とにかく最高の雰囲気だった。

  同点に追いつかれた時は、リーグ戦でやるようなゲーム展開をカップ戦で下位カテゴリー相手にもしてしまうのか…と正直ヒヤヒヤしたが、相手の空気に飲まれる前に小林祐希が冷静なプレーで魅せてくれた。ああいう、求めていた結果を体現できるのが小林祐希の強みというか職人技だと思う。心は熱くて、且つ頭は冷静で本当に最高の選手だ。
  平日の夜に沼津まで足を運んだ方々、お疲れ様でした。リーグ戦はもちろん、カップ戦もより一層気合を入れて頑張りましょう!

   沼津からの帰路で私がリスペクトしている人たちの会話に混ぜてもらい、ものすごく刺激になった。応援する上での表現とは何か、改めて考えてみると実に奥深いものかと呆然としてしまう。
  正解がないからこそ個人の表現であって、応援歌や手拍子等ある程度の制限のようなものの中で如何に自分のやりたい応援を表現するのか、引きで見ると一体感のあるゴール裏だけど個人個人を見ると各々の表現があってそれが水面下で渦を巻いているような、そんなスタジアムは格別にかっこいいと思う。

  試合外でもそうだ、Twitterでは文字数も人の層も私のやりたい表現とはそぐわないのでnoteを始めてみたり。
  正直Twitterに囚われている人はもったいないと思う、手軽さがいいのかもしれないがそれもまた善し悪しで。目に見えたいいねの数や文字数、そして相手もまたそういった制限のあるレスポンス、という狭い表現のコミュニティに張り付いている熱量があるならこうやってもう一回り大きく表現してみたり、スタジアムで実際に体現してみたり、そうするとまた何か新しい発見があったりよりいっそう熱くなれたりするんじゃないかと。せっかくサッカーが好きで札幌が好きでいるならこの環境を最大限活かしてみるのも良いと思う。
  そこも個人の自由でしかないのでこれはこうしろと私が言えることではもちろん無いし、この文章をどう受け取るかも人それぞれだ。私は自分が求める熱いスタジアムのためにこう表現しているに過ぎない。

  誰か1人の一瞬の行動でも影響を与えられたら、と思う。とにかくまたホーム連戦が待ち構えている。熱い空気で圧倒的ホームを作り出そう。

  

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