八方美人でありたい

嫌われたくない。

根底にそんな気持ちがある。
だから、教員という仕事が向いていないかもしれない。

生徒にとって聞きたくない話でも、必要とあれば何度も言い聞かせていると暴言を吐かれる、無視される、裏で悪口を言われる。
時には保護者からもクレーム。

嫌われたくないという気持ちが根底にあるからこそ、
教師としての威厳を出せない。
どうでもいいと思ってしまう。
「指導」という言葉が嫌い。

みんなにいい顔をしていたい。

日々、いっぱいいっぱい過ぎて今まで持っていた「教師としての夢」ってなんだったっけ。ってなっている。
前まではもっと熱意を持って行動していた。
けど今は、ただ時間が過ぎればいい、何事もなくとりあえずその一日が終わればいい。暴言を浴びないように、怒られないように過ごせばいい。
そんな日が続いている。

砂漠のような、心。
今までのオアシスタイムだった「食べること」もそんなにストレス発散できるようになんてなっていないのに、他で癒される方法が見つからなくて食べたくないけどひたすら食べる。お腹いっぱいだけどひたすら食べる。そして太る。悪循環の始まり。

満たされない。心。

無気力が近づいている感じがする。