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地方のNPOでお父さんが育休を1年とった結果①(半育休のすすめ)

こんにちは、山梨県韮崎市のNPOで1年間の育休を取得中のまぶさんと申します。今回は自分の体験に基づいて男性の育児休業取得について書きたいと思います。

特に地方では、まだまだ男性の(長期)育休取得は少ないと思いますので、興味のある方に参考になれば、とても嬉しいです。

二人目にして育休を取った理由

私も妻も実家が遠く、育児に頼れる人がいなかったのにも関わらず、一人目は妻にワンオペで任せてきり、かなり無理をさせていた状態で、その反省もあり二人目は必ず育休を取ろうと考えていました。

あと、任せきりにしていたせいで、育児のノウハウが全くなく、それを知りたいなと思ったことも動機のひとつです。

1ヶ月に30時間だけ働く「半育休」のすすめ

働いているのは小さな地方のNPOですが、平均年齢も20代という若い組織だったということもあり、育休の取得には理解ある環境でした。

ただ、小さい組織ということもあり、一人抜けると影響も大きかったので、育休中も少しだけ就労する形を取ることになりました。半育休と言われることもあるようです。

私の場合は1ヶ月に10日間/30時間程度を限度に私がやらざるを得ない仕事だけをやっていました。育児休業給付金は減ってしまいますが、決まり上は最大80時間まで働くことができるようです。https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15420.html

先日あるオンラインミーティングで育休の話をする機会があり、そこで特に盛り上がったトピックが「復帰後に配置が変わる問題」でした。多くの方々が気にしているこの問題点も、半育休という形をとり仕事量を減らしながらも同じ仕事を続けることで影響を減らすことができるのではないかなとも思います。

男性でも育休を取りたいと考えている人は多いと思いますし(私は100%おすすめします)、制度もどんどん良くなっていますが、社会での理解はまだまだ進んでいないと感じます。多くのパパ・ママが育休取得を希望している「理想」と育休への理解の進んでいない「現実」の間で、いわゆる半育休は受け入れられやすい(妥協案的な)解決策になりえると思っています。少しでも育休を検討している方の参考になれば、とても嬉しいです。

これからも育休中の体験に基づく記事をいくつか書こうと思います。

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