渡邊貴志(わたなべたかし)

Artist Promoter / STITCH INC. / アーティストという解釈をすこし広義に捉えて、音楽家たちや山形県のじゅうたんブランド「山形緞通」などと、プロジェクトに取り組んでいます。鎌倉が好きで、住んでます。https://stitch-inc.jp/
固定されたノート

ほんやくコンニャクはまだないけれど。

藤子・F・不二雄の国民的漫画『ドラえもん』に、「ほんやくコンニャク」というひみつ道具が登場する。

あらためて説明するまでもないと思うのだが、あのコンニャクっぽい外観をした長方形のやつで、食べるとたちまちにあらゆる言語を理解できるようになり、自分の話す言葉も自動的に相手の言語に翻訳されるという大変便利な代物だ。

これさえあれば、世界中の自国語の通じない相手とも自由自在に会話ができるようになり、意

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出西窯の灰皿

つい先日、神宮前にあるアポイントメントショップ『BATHOUSE』さんにはじめて伺った。ビンテージアイテムを中心に、蒐集家・郷古隆洋さんが、世界中から集めてきたモノものが一堂に集結する、まるで宝箱のような空間。とても楽しく勉強になり、大きな刺激を受けた。

中でも特に心惹かれたのが、オブジェのような灰皿のような不思議なかたちをした、この瑠璃色の陶器だった。手で触れると丸みのあるやわらかなフォルムを

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村井邦彦のLA日記

翼をください、荒井由実、細野晴臣(ティン・パン・アレー)、YMO。日本ポップス史において、途方もなく大きな足跡を残すアルファレコードの創業者、村井邦彦。実の息子であるヒロ・ムライがグラミー賞を受賞したことも記憶に新しい同氏による、初のエッセイ集「村井邦彦のLA日記」。

あんまりおもしろかったので、書こう書こうと思っていた読書録を、ずいぶんと後回しにしてしまった。本著を読み終えてからというもの、し

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自分の眼

永見眞一著「ジョージ・ナカシマからミナペルホネンへ」を読んだ。日系二世の家具デザイナーとして世界的な活躍を果たした木匠、ジョージ・ナカシマ。

彼の家具を世界で唯一ライセンス契約のもと受注生産することを託された香川県・高松の木工集団「桜製作所」。その共同創業者であり、会長である永見眞一氏による、ナカシマ氏との出会いやものづくり、これまでの歩みや歴史を振り返った回想録。

コラボレーションによってオ

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白山陶器の動物オーナメント。

白山陶器の動物オーナメント。このブタたちが可愛すぎて、玄関に白と黒の2匹置いているのですが、いつ見てもめっちゃキュート。

1964年、森正洋によるデザイン。たしかに手の入った丸い優しいフォルムと手触り、素朴な表情、笑っちゃうくらい短い手足とお尻、ぜんぶ好き。だなあ。