喋るという時間

自分が喋るということは、相手が喋る時間を奪うこと。
ただただ喋ればいい、と考えるのは極めて自分本位だ。

相手の話を聞くということは、自分の時間を相手にあげること。

だから、相手に自分のことを知ってもらいたい、と思ったら自分が話すのをこらえてみよう。

相手が質問をしてくるまでの辛抱だ。

相手が質問をしてくる、ということは、私の時間をあなたに差し上げます、ということ。

つまり、貴重な時間をあなたに差し上げてまで、あなたのことを知りたいのだ。

相手の時間を奪ってばかりでは理解は生まれない。
相手に時間を与えてもらって、ようやく理解が生まれる。

相手が質問をしてこないのなら、あなたが相手に質問をしてあげよう。
あなたから相手に時間を与えてみよう。 

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