もう何年もこの病気と生きている。
症状は末期。
止められないこの生活、終わりが見えないがために死んでしまおうと何度も思っている。

24時間中 起きている間はずっと食のことしか頭にない。

朝まで眠れずに起き続け、コンビニにダッシュするなり
Uber eats等を使うなり
ようやくお布団に入り眠りについたとして
目が覚めればまたすぐに食のことが頭をよぎる。

本当にどうしようもない。

頑張れる日もあるが、1日の終わりはまた過食嘔吐をしなければ眠りにつく事もできない。
正しくは過食嘔吐を繰り返すために眠りにもつけない。

カウンセリングに行ってみたりもしたが
私は極端に痩せているわけではない為、問題ないと

一日中摂食行為を繰り返している私は
そう言われた瞬間に尋常じゃない虚無感に襲われた。

帰宅して、言われた言葉たちを思い返しながらまた詰める。

食べ物に使う金額も日に日に増える。
1日にとんでもない額を使う。貯金が底をつく。

私は、こんな自分が生きている意味を探している。
食べながら人生を考える。

胃袋に食べ物を詰め続けて
苦しくなったらすべて吐き出す。
その姿は、人間ではなくまるでモンスター。自覚している。

詰めている自分を鏡越しに見てみたりもする。
世界で一番醜い。

はやくベッドに横になりたい、そう思うのに
吐き出したあとはまた詰め込みたくなる。

いっそ誰かわたしを殺してくれないか？とも思う。

明日から普通になれる、きっとみんなと同じように生活できるから
何度も何度も言い聞かせた。

無理だった。

あとどれくらいこんな毎日を繰り返していくのだろうか。
過食嘔吐でも1日1回だけとか
週に数回とか

どうして私は1日中ずっと、毎日ろくに動くこともできず食べて吐いてばかりいるのだろうか？

こんな人生を終わらせてくれるきっかけをずっと探しているし、
微力だけど行動している。

世界で一番醜くて大嫌いな
過食嘔吐の自分が消えていなくなりますように。


そう願いながらもう流れることもなくなった涙を思って詰めて
消えたいという気持ちと共に詰めたものを吐き出す。

おやすみなさい、さようなら