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古民家文化祭 主催レポート①着想〜日程・会場選定

思いついた9月12日にはだいたいのイベント内容が決まり、日程と会場選定・打診まで済ませていました。はや。この日のスピード感と思い切りはちょっと異常だった。

朝 文化祭がやりたくなる

天候に影響されやすい。春にもこういうことがあった。

昼 妄想のイベント内容が固まり、古民家を探し始める

「文化祭=ライブ、作品展示・販売、飲食」というイメージがあったので、これは踏襲。ありがたいことに面白くてかっこいい友人がたくさんいるので、みんなの才能を文化祭で披露してもらう妄想が止まらなくなる。この時思い浮かべていた光景が当日繰り広げられていたのでかなり感動しました。

会場選定にあたっての条件は下記。

・目が届く範囲の小規模さ
・全館貸し切り可能
・秋の空気が感じられる
・ライブ、作品販売、飲食を並行して提供できる
・ゆっくりのんびりできる=畳

絶対古民家しかなかった。

このタイミングでありがたくもいろんなアイデアが飛んできたけど、イメージがかなり固まっていたので、さくさく取捨選択できたのはよかったと思います。校舎を使うなら「ハイコーフェス」でいいし、お化け屋敷なら本物の学園祭なり「廃病院パーティー」でいいので、私がやる必要はなかった。畳の上でのフリマなら「祝ふりま」でいいので、ライブと飲食は確実に実施しないといけなかった。

出てくれたらいいな〜と妄想していた人たちが真っ先に出たいと反応してくれたのがめちゃくちゃブーストになりました。これは別記事で書くかも。

夕方 日程選定

日程選定にあたっての条件は下記。

・秋=11月末まで(文化祭だから)
・休日の翌日(どうせギリギリまで準備が終わらないから)
・出てほしい人のイベントがない日
・競合イベントがない日

通常の準備期間がわからなかった(今もわかりません)とはいえ、「秋だ!文化祭やりたい!いぇーい!」というノリで始まったので、12月に差し掛かったら本末転倒だった。
準備期間が長く取れて、連休の中日だったら最高!ということで、勤労感謝の日の翌日、11月24日(土)もすぐ目星をつけました。結局みんな早朝まで起きていたので、本当にこの日にしてよかった。本当に。

身内イベントにする気がないとはいえ、既に好反応をくれている人達は確実に捕まえる必要があったので、現場かぶりしそうなアーティストのイベント予定はこの段階で洗い出しました。推しのみなさまに正面から戦って勝てるわけがないのである。奇跡的にほぼかぶってなかった。ありがとうございます。学祭に出る可能性もあるので一応チェックしましたが、キリがないので諦め。


ある意味人に期待していないのか、行きたいって言ってくれた人の半分きてくれりゃ御の字だなとか、当日気持ちが追いつかなくて家出られないことあるよな、とか考えていたので、とにかく見込み客を確保できる日であることが重要でした。お前らけしかけたんだから言い訳させねえぞ、マジでやってやるからなという気持ちもありました。

夜 会場選定・連絡

古民家を絞り込む上での条件は下記。

必須
・ライブ実績がある
・飲食提供が可能

希望
・新宿などの中心地から1本で行けて、駅徒歩10分圏内
・行ったことがない会場

撮影や集会への利用に限る古民家が多く、演奏可能な会場自体ほぼありませんでした(他にあったらぜひ教えてください!)。
多摩の奥の方もよくヒットしたけど、当日ふらっと行くにあたっては交通の便も重要なのでなし。不要な文脈をつけたくなかったので、今まで行ったことがある会場も避けたかった。

東京おかっぱちゃんハウス」に一目惚れし、日程もあいていたので即決定。
条件を満たす上に、このあたりもしっくりきました。

・「文化交流複合施設」と名乗っており、親和性が高そう
・玄関が開けていて入りやすそう
・キッチンカウンターやテラスがある
・ダラダラできるぐらいには広い
・レンタル備品が古民家にしては充実している
・ゴミ収集サービスがある
・事前見学ができる
・全館レンタルしても10万円未満

サイトや過去のイベント写真を見て、もうここでやる絵しか浮かばなくなってしまいました。他だと成立しなかった。

日が変わる前に日程とイベント概要、見学希望の旨をご担当者にメール。ついでにこの辺も聞いておきました。

・使用可能な楽器、機材、演奏形態
・当日キッチンでの調理は可能か
・持ち込み食品の販売は可能か
・アルコール提供は可能か
・キッチン外での飲食は可能か
・食品営業許可取得は必要か
・画鋲、両面テープなどの使用可否
・入場料、物販など金銭授受の可否

普通がわからないので全部聞くしかなかった。ちなみにイベント直前まで確認・交渉の日々が続きました。会場との調整が一番大変だったかもしれない。でもここに決めて本当によかったです。いい会場でした。

まとめ

なぜ一日で会場打診まで進められたのかというと、

(1)コンセプトが明確な形で思い浮かんでいた
(2)その上で投げかけてみたら好反応をもらえた
(3)実施の障害がお金なら貯金を崩してでもやってみる、というここ一年の行動指針

の3点につきると思います(3点目はもう少し考えた方がいいです、今回はガン無視しました)。

もしイベントをやってみたいけどコンセプトが浮かんでいない段階でこれを読んでいる方がいれば、プラス2週間は必要な気がします。人と考えると更にかかるかもしれません。何を決めるにしても、コンセプトが全ての判断基準になります。


主催レポート①終わり。読んでいただきありがとうございました。

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