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その④ 夫へ感謝状を渡してみたらすごかった

前回のおさらい
栃木への転勤をきっかけに引っ越した先は大宮の隣駅。
妻の通勤時間は片道1時間、夫の通勤時間は片道2時間
中間地点とは名ばかりの、なかなかしんどい新婚生活を続けた末、
ついに退職と引っ越しを決心!
▷前回の記事はコチラ

何十年ぶりかの「何にも属さない」生活

退職を決めるまでは苦しい決断となりましたが
(前回参照)
その後は、時間が過ぎるのが倍速のようでした。
とはいえ15年間毎日会社員として働く私には、
平日の自由な時間も新鮮で、
市役所などでの手続き、引っ越し屋を決めたり
インテリアを決めたりと
充実した時間を過ごすことができました。

夫はというと、
決まった物件に布団を持ち込み二週間ほどの別居生活。
「会社近くて最高!(寂しいけど)」と電話越しに
語る夫の言葉が嬉しい…。

夫へ感謝状を渡したら

自分自身にゆとりができると、
余計に気づかされるのが夫の毎日の通勤の大変さです。
そこで、引っ越し前のある日に、
「感謝状」を手書きで作って
ジャーン!とプレゼントした日がありました。

感謝状って、いいものですね〜

喜んでくれたのは大成功でしたが、
渡した瞬間、夫がびっくりするくらい泣いたことに
胸を打たれてしまいました。

実はその前の会話の流れで、
「結婚してからいろんな決断をしたけど、
金銭面/進退的にはプラスとは言えなかったかもしれない。
でも、正直自分でも2年間、毎日往復4時間以上
弱音を吐かず頑張ったと思ってる。
上司も同僚も誰も褒めてはくれないが、
本当は感謝状が欲しいくらいだよ」
とポロリとこぼしたことがありました。

普段、本当に愚痴を言わない人なので
それくらい、本当は辛くて、
人知れず頑張ってきたことだとわかり、
そんな感謝の想いを
私からの感謝状にしてみました。
会社の同僚でもない、上司でもない
一番その辛さを理解していて、感謝を伝えるべきは
妻の私だよなあと思い。

そういえば、私ばかり
愚痴を聞いてもらってきたし
褒めてもらったり、励ましてもらったりしてきた。

「ありがとう」と言うと「いや当然のことだから」と言い
「ごめんね」と言うと「謝らないで!俺も悪いから」と言うような夫。
この感謝状作戦…、使えるな!とも思った私でした。

今までよく頑張ったよね、私たち!
新しい暮らしに進んでいこう♫

これからは「楽」がテーマ

・夫の職場の近くに住むこと。
・私が一度、仕事から離れること。
そのことで、どんな生活が待っているのか。
未知なことばばかりでしたが、
この先は明るいぞ!
なんだかそんな気がしてならない2021年の春でした。

▽夫へ向けたアニメーションです


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