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本当にあった ちはの話~その1~


ただいまの気温は

22℃


北海道のこの辺なら夏ったってこんなもんさ。
天気予報を見るたびに北海道で良かったわ~って思う。

昨日の愛知県の39℃なんて想像もつかない。

何もかも溶けちゃうべさ。

こちとら26℃になったらエアコン入れちゃうもんね。


あー

北海道最高!



さてさて
ブヨに刺された顔面もほぼ完治したので

(腫れあがった私を読みたい方はこちら ⇓)


暑いなか頑張っていらっしゃる皆さまに
少しでも涼しくなるように
私のちょっと不思議だったり恐ろしかったりの体験談を3回に渡ってお届けしようと思っている。



一回目の話はそんなに怖くないから
涼しくはならないかもね。


私は小さい頃から30代半ばくらいまで、ほんの少し未来の事が一瞬だけ脳裏に浮かぶことがあった。


最初は小学生の低学年の頃。
友達2,3人と家の前でシャボン玉で遊んでいた時、近所のおじさんが向こうから歩いてきた。

その姿を見た時私の頭の中に

おじさんの足が、友達のシャボン玉液の容器を蹴飛ばす場面が浮かんだ。

ただ浮かんだだけ。
それだけだけど、今でもその映像は鮮明に記憶に残っている。

誰にも何にも言わずにシャボン玉遊びを続けていると
そのおじさんは私達の前を通り過ぎ、玄関に向かって行った。

なぜかその姿をずっと追っていた私の目の前で、さっき脳裏に浮かんだ光景がそこに現れた。

おじさんは左足で、扉の前に置いてあった容器を蹴ってしまったのだ。

泣いてる友達と、ごめんごめんと謝るおじさん。


記憶はそこまでしかない。



子どもの頃はそんなことが何度かあったが、中学生くらいからは何も感じることはなくなっていた。


社会人になって、今現在住んでいる町内の知的障害を持つ方々のための施設に勤務し始めた頃に、また同じような現象があった。


その施設は元中学校の敷地内にあり、夏は毎日のように誰かが草刈りをしていた。

宿直明けで家に帰るときに、裏山で刈払機(かりはらいき)の音がした。

誰が草刈りをしているのかは見えなかったのに、私は

「課長、足の親指切らなきゃいいな。」

ってふと思った。

思っただけ。
なんの感情も予感もなかった。

そのまま家に帰って爆睡して、次の日出勤すると、同僚が駆け寄ってきて言った。


「 T 課長、昨日刈払機で足切っちゃって大変だったんだよ。」


まさかって思ったが、誰にも何も言えるはずもなかった。



その後結婚して一人目の子どもを産んだ頃、スーパーで同じ自治会で二人のお子さんを持つWさんと立ち話をした。

それほど親しくはなかったので、その方の家庭の事はほとんど知らなかった私は、相槌を打つくらいしかしていなかった。

Wさんと別れてから、そういえば上のお子さんは体が弱いって聞いたことを思い出した。

「Wさん、お子さんと一緒にいられる時間は短いんだな。」

と頭の中の自分が言った。

いや何考えてるんだ。
そんなこと思うなんておかしい。

T課長の事を忘れられずにいたからなおさら
やばい人間になってるんじゃないかと激しく自分を責めた。



それから一か月くらいたったころだったか、Wさんの長男が亡くなったという知らせが届いた。


子どもが小さいことを理由に私はお葬式に行かなかった。
いや、行けなかったのだ。

怖くて。

どうしてあんなことを考えちゃったんだろう。
誰にも言ってはいないけど、誰かが私が思ったことを知っているんじゃないか。
もしかしたら私が思ったからかもしれない。
私のせいかもしれない。
どうしよう。どうしたらいいんだろう。


とにかく、自分が怖くて仕方がなかった。


それ以来、意識して誰かの事を想像するのをやめようと努力した。

それでも、何か脳裏に浮かんだときは言葉にした。
意味など分からないであろう子どもたちに聞いてもらった。


5人の子育てと仕事に追われているうちに、その現象はなくなり、何を考えてもそれが現実になることはなくなっていた。


半年ほど前、病院の待合室で声をかけられ顔を上げると、そこにはWさんが立っていた。
30年以上も前の事が蘇って言葉が出なかった私に、彼女はとてもやさしい笑顔で話しかけてくれた。

Wさんはすぐに名前を呼ばれて診察室に入っていったので、ほんの2・3分の出来事だったのだけれど、元気そうな彼女に会えてなんだかほっとした。

病院にいるのに元気そうはないか。かっこ笑い

そして私は、何かに許してもらえたような気持ちになってこれを書いている。



今思えば現実になってしまったことは全部ネガティブなことばかりだった。

マイナスの波長がゼロポイントフィールドに繋がってしまったのかもしれないな。

ゼロポイントフィールドって何?って思ったかた、大谷さんのこの記事をオススメ。


私もちょっと書いてるよ。


最近は、現実になったらいいなということを一生懸命に考えている。


考えて行動すれば思いは必ず現実になる。


そう信じてやった結果




シゲちゃんと大分行けるんだよ、私!!



これはもう波に乗っちゃってるね。



次回は

もっと不思議な世界へあなたを誘います。



    したっけ



*シゲちゃんと行くツアーは9月です。
 その頃の大分の気候はどんなかんじでしょうか?
 どんな服装で行ったらいいでしょうか?

 人生初九州の私にどなたか教えてくださーい。



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