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河原の石

タイやオランダでもテントやキャンピングカーで過ごしたれど、調理器具から考えなきゃいけないキャンプはほんと久しぶり。

家族キャンプなんて寝にくいし準備大変だし面倒臭いしで今まで何が良いのか全然わからなかったけど、極力物を減らし普段の生活の延長線上にあるようなキャンプを目指すと自分たち好みのキャンプができるのかもーと気付けた。それは自分なりのキャンプを楽しんでいる人たちが見れたから。

河川敷は大小様々な石があり100mほど歩くのも一苦労。足許ばかりを見ていては目的地からズレるし、目的地ばかりを見ていたらつまづいてしまう。

早朝の朝靄の中、普段の暮らしでは後回しになっていた気功を試す。腕を1000回振るだけのもの。足許が石だらけで最初は落ち着かず平らな場所を探した。だけど凸凹しているのが自然なんだよなと思うとその上に在るということ、在り方に意識が向いた。

真っ平なんてのは人工的な所だけで、その上での真っ直ぐは、決して真っ直ぐではないのだろう
不自然は不自然を生み出すだけだろうと思う
凸凹で当たり前、色んな大きさの石がある多様であることが自然
その自然にどう身を委ねるか。どうすれば安定するか、心地よく
そういったところに意識を向けると楽になった

非日常の効用
日常に変異を取り入れることで生まれる新しい視点
日常進化。誰かに採点される訳でも評価される訳でもない他者に認められることを目的としない自分なりの進化
ここにも変異と適応の進化創造パターンを垣間見た

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