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[桑都日本遺産センター 八王子博物館]はちはく!八王子の魅力を発見!

こんにちは!
明治大学博物館学生広報アンバサダーの文学部2年、伊藤祐太朗です!
今回は東京都八王子市の「桑都日本遺産センター 八王子博物館」に行ってきました!「はちはく」の愛称で親しまれ、2021年に開館した博物館です。

「桑都日本遺産センター 八王子博物館」について

JR八王子駅南口に直結した場所にあります。博物館としては珍しく、商業施設の中にあるのでアクセスは抜群です!

八王子は古くから養蚕や織物業が栄え、「桑都(そうと)」と呼ばれました。また、現在も国内外を問わず多くの人々が訪れる高尾山もあります。
そんな八王子と高尾山の歴史の中で生まれた豊かな文化は、「桑都物語」として、2020年に日本遺産に認定されました!

日本遺産についてはこちらから↓↓

そんな八王子の歴史を紹介する博物館が、ここ「桑都日本遺産センター 八王子博物館」、はちはくです!

館内の展示は本を立てたようになっています。
絵が描いてあり、見ているだけでも楽しいです✨
気になった展示の裏に行って見ると・・・

このように、詳しい展示物とその紹介があります。
本の見開きのように展示がされていることで、八王子の歴史を1ページずつ辿っているような気持ちに…!

ちなみにこの展示は「高尾山と天狗」というイメージが作られる由来となった「飯縄大権現」についての展示です。

大きな天狗面!!

魔除けの天狗面やお守りなど、「高尾山と天狗」にまつわる展示がされています。

空飛ぶ座布団!?

高尾山に生息する動植物についての展示もあります。
空飛ぶ座布団とは一体???

空飛ぶ座布団とはムササビのことでした。

それぞれの展示は小さい穴から覗くことができるので、子供にとっても楽しめる展示になっています!
つい、穴を覗いてみたくなってしまいます。

「桑都」といえば・・・

幕末から明治期には、各地から八王子に生糸が集められ、横浜へと出荷されていきました。そんな八王子の養蚕と織物業に関する展示も外せません!

蚕や繭、桑などの展示はもちろん、八王子は「織物のまち」として有名!
「織物のまち」八王子で作られた織物の展示もあります。生地といっても柄や使う素材などによって種類も色も様々で、時代によって様々なものが作られていました。目を引く生地として、着物離れが進む中で作られた生地がありました(写真2枚目上の生地)。この生地は「ウールアンサンブル地」といい、若者向けに明るい色合いに花柄で可愛らしいデザインが施されたものです。

さいごに

八王子城跡のマスコットキャラクター「うじてるくん」に変身!

今回は簡単に「桑都日本遺産センター 八王子博物館」について紹介しました。みなさんが想像する「博物館」とは趣向が異なり、展示を覗くことのできる穴など、視覚的にも楽しめるような工夫が散りばめられています。「博物館ってちょっと難しそう…」と思っていた人でも、きっと楽しむことができると思います!駅の近くの商業施設に併設されていることもポイントです。お買い物や高尾山へのお出かけの際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

インフォメーション

桑都日本遺産センター 八王子博物館

住所:東京都八王子市子安町四丁目7番1号 サザンスカイタワー八王子 3階
アクセス:JR八王子駅南口から駅直結、京王八王子駅から徒歩8分 (専用駐車場はありません)
開館時間:午前10時~午後7時
見学所要時間(アンバサダー調べ):〜1時間
休館日:12月29日~1月3日、及び館内整理日
入館料:無料
TEL:042-622-8939

詳細は下記のHPからご確認ください。

桑都日本遺産センター 八王子博物館


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