スミレ

作家&ライターです。はい。たぶん。何気ない日常を宝石の様にかがやかせる。書くこ…

スミレ

作家&ライターです。はい。たぶん。何気ない日常を宝石の様にかがやかせる。書くことは、心の声に耳を澄ませることだから~ジュリア・キャメロンの言葉。作家になろうと決めたあの日のあの瞬間を忘れない。書くことは私という存在を私自身で承認する行為なのだ。

マガジン

  • 日々のあれこれ

    日々の生活の中での『おもいつき』を綴ります

  • 子育ての思い出

    娘が小さい時のことが ふとした時に蘇ります。 どれもこれもすべてが私の宝物。 忘れないように書き留めていきます

  • 本と私

    私の大好きな本についてのあれこれ。 読んでひらめいたこととか 湧いてきた疑問とか そんなこと書いてます。 紙の本が大好き!紙の質感、匂い、文字。全部好き。

  • おじいちゃんと私

  • 私と父

    もういない父への想いを綴ります

最近の記事

なかなか ない

美味しいコーヒーが飲めて ゆっくりできる心地の良いカフェ どこかないかなぁ いつも買い物に出掛けて コーヒー飲みたーいってなった時悩む なかなか ない 私のお気に入りのカフェが見つからない 雰囲気はいいけどコーヒーが好みじゃないとか コーヒーは美味しいけどゆっくりできる雰囲気じゃないとか ここからは遠いわぁとか もうめちゃくちゃ悩む じゃ、セブンカフェでいいかってなるけど それやったらもういっそ我慢して カフェに行ったつもりで500円でも貯金しよかとまで思う コロナ以降テ

    • ママのおうた

      ママ きのうの おうた うたって 昨日のお歌? そう、おかいもの いったときの おうた ••••• 娘と手をつなぎ スーパーに行く 子どもを乗せれるカートに 娘を座らせる 晩ご飯のメニューは決めずに行く なにしよ〜? なに たべたぁい? パンプキン!! パンプキン⁈ オレンジいろのパンプキーン🎶 口から出る言葉は すべてが音楽

      • 『は』と『も』について

        大好きな人に 『君がいい』って言われたらもう嬉しくて舞いあがっちゃう。 でも 『君でいい』って言われたら でいいって、なんなのよ。と悲しいを通り越して怒りになりそうだ 『ひらがなの一文字を変えるだけで全く違う意味になる』いう話をした ふと思い出した。 あれは小学校2年生の時 毎朝の小テスト できた人から先生のところに行き丸つけをしてもらう 先生は私に言った 『今日はよくできました』 私はとても傷つき先生に 『先生今日はじゃありません。今日もです!!』と言い返したのだ “は”

        • ええ話聞かせてもらいました

          国道沿いに 小さな豆腐屋がある 一見カフェに見えるような可愛い作りの 『豆富や はな』を ご夫妻でされている 豆腐作りの工程が見れるように、売り場と作り場が全面ガラスで仕切られている レジの近くに、子供が描いたであろうハガキサイズの絵が置いてあった 店主に聞いた 『すごく可愛い絵ですね。お子さんが書かれたんですか?』 すると店主は語り始めた いや、違うんですよ 5歳のね 男の子が描いて持ってきてくれたんです その子ねぇ ある日図書館で豆腐の絵本を読んだらしいんです そこから

        なかなか ない

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          残念と後悔

          茨木市へ向かう阪急電車 4人掛けと2人掛けの席が並ぶ車両が続き 私はどこに座わろうかと席を探した。 できるだけ、心地良さそうな人の隣に座りたいがなかなか見つからない。 ふと、あそこが1番よかったかもと思えた席があったので少し引き返し、4人がけの席に座った。 前を見ると女性が文庫本を読んでいる。 小川糸さんの『きらきら共和国』だった。あっそういえば、小川糸さんの著書気になっていたんだと思い出し携帯の”読みたい本リスト”にメモをした。 そして手に持っていた荷物をしまい 私も読みか

          残念と後悔

          夫の変化

          夫はもともと本を読まない人 「オレ国語苦手やし」とかいう いや〜いやいや 学生時代の国語を基準にしてもらっちゃ困りますよ 自ら本屋に出かけることなんてまずない人だった それが  休日私がいない時は 1人で本屋に行き、古本屋にも行き 本を買って帰ってくるようになった 3日前からは 晩御飯の後、テレビを消して本を読んでいるではないか(あんなお笑い番組をひたすらみていた人が) 彼の歴史上きっと初だ!初に違いない! ちなみにその本は モンスターエンジン西森洋一さんの『声を出して笑っ

          夫の変化

          2月だ〜

          一月 往ぬる 二月 逃げる 三月 去る ほんとうに1月は パーっと行っちゃった 2月もぼーっとしてたら逃げられちゃうから 確実に着々と進めたい さて なぜか今朝はよく寝たのに 起きた瞬間から落ち込んでいた あぁ、私は何も続けれないダメなヤツ 毎日SNSに投稿できているわけでもなく 毎日朝活に参加できてるわけでもなく ボソボソボソ・・・ イジイジイジ・・・ そう こういうの対処法を実は分かっていて とにかく目の前にあるやるべき事に 何も考えずに取りかかるのだ めんどくさ

          「職業としての小説家」村上春樹著の 音読会に参加して DAY2

          2024/1/8   鈴木七沖さんのInstagramで 村上春樹さんの著書「職業としての小説家」の音読会を知り すぐに検索して 参加してみたんです 何の迷いもなかった 七沖さんはいつも私の頭の片隅の 「気になる方」 カテゴリーのメンバーで(笑) その七沖さんの投稿でお勧めされたら 参加しない理由なんてどこにも見当たらないっしょ! それに 「職業としての小説家」は これまた私の頭の中の 「気になる本」 カテゴリーに入っていて。 以前手に取ったんだけど なんか読みにくいなと

          「職業としての小説家」村上春樹著の 音読会に参加して DAY2

          「職業としての小説家」村上春樹著の 音読会に参加して

          2024/1/17  DAY11 (~P70)

          「職業としての小説家」村上春樹著の 音読会に参加して

          カフカの『変身』

          そうだった しょっぱなから衝撃のシーン グレゴールが変身した巨大な茶色の虫 想像したくなくても勝手に頭が想像する。 おぞましい 気持ちが悪い  鳥肌が立つ もう勘弁して そう思いながら読み進める 動くと、足からでるネバネバした茶色い液体 ほんともうリアルすぎて… しかし途中から思ったのだ 虫に変身していると思っているのは本人だけ なのではないかと 妹も母も父も 見えているものは魂の抜かれたグレゴールであり決して虫なんかではなかったと 人は気付かぬうちに肉体も精神もボロボ

          カフカの『変身』

          届きますように

          過去と未来が繋がる瞬間 大の字になって 天を仰ぐ 大きく 空に向かって 私の心を 届ける キミに会いたい あの雲にのって

          届きますように

          そういえば・・・

          今年の夏は ひぐらしの声を聞かずに終わった カナカナカナ 木々の葉が夕方の風に揺られ ひぐらしが鳴く カナカナカナ ひぐらしの声を聞きながら思う ああ もうすぐ夏が終わる 『秋の夕暮れいちばん嫌いや』 夫は毎年のように言う いちばん寂しくなる季節らしい 『そうかなぁ?』 私は言う 夏が終わっていく寂しさと 秋の気配を感じる喜びと 誕生日がやってくるワクワクと 少し肌寒い風が吹く心地よさと あらゆる感情が入り乱れる なんとも言えない秋の夕暮れは そんなに悪くない

          そういえば・・・

          『好きなこと100個』のワークで私が1番最後に書いたものは・・・

          ジュリアキャメロン著『あなたも作家になろう』のワーク 【好きなこと100個を30分かけてあげてみよう】 私は 好き と思う物や事柄を湧いてくるままにどんどん書き出していった だとえば コーヒー、柴犬、最近購入したテーブルとか 雨の音、朝の匂い、鳥の鳴き声とか 洗濯物を干すこと、恋愛ドラマを見ること、読書とか どんどん書き出していって 80個目あたりからペースダウン それでもゆっくりと心から湧いてくることを書き出して時間もちょうどあと2分ぐらい 98個目 99個目 100個め

          『好きなこと100個』のワークで私が1番最後に書いたものは・・・

          手を繋ぐ

          娘が小さい頃 手を繋ぐとかならずといっていいほど 娘がいう 「ねぇ ぎゅっとして もっとぎゅっとして」 そのたびに 娘の手をギュっと握りしめる それでも またしばらくして 「ぎゅっとして」 という どうしてこう何回も何回も言うんだろうか? 「ギュっとしてるよ。どうしたん?」 そう聞いても ぎゅっとしてほしいの としか言わない 今になって知った あのときの理由  ちょうど、電車の吊り革を持つ時のように  私が力を込めてママの手を掴んでいないと落ちてしまいそうになってた

          手を繋ぐ

          出逢い

          なぜ僕と君はこうして出会ったのだろう こんなにも人が溢れているセカイの中で 僕は君とこうして一緒にいる 君があの一言を僕にかけてくれなかったら 今の僕達はなかった いやもしかして 本当に運命の人ならば また別の方法で出逢えるのかもしれない なぜ君と出会えないのだろう こんなにも人が溢れているセカイなのに 今あなたは誰かと出逢うのを待っていますか? もしかして もう出会っているのに気がついてないだけかも知れません それとも 君じゃないと 別の人を求めようとしているのでしょ

          レッスンにきている子どもたちに 好きな色は? と聞いた あおー ぴんくー きいろー  その中にひとり  白 と答えた子がいた 私は妙に惹かれた しろ 凛としたいい方だった 世間では  『あなたの色に染まります』の白 とかいうけど 私がその子から感じたのはそっちじゃない しっかりと自分を持っている と感じた だからこそ他の何色でもない しろ なのだ その子は ここ最近 ピアノを弾くこと自体を 思いっきり楽しんでいる 羨ましいほどに しっかりと 芯を持っていて