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インナーチャイルド解放セッションをしたら、とんでもないところの解放まで起こった!

過剰適応のMちゃんのインナーチャイルド解放セッションをしたら、とんでもないところの解放まで起こったので、その一部始終をシェアしてみたいと思います(本人の了承を得ています)。

Mちゃん、いわゆる過剰適応タイプです。

過剰適応というのは、

「他者や環境に合わせようとして、自分の考えや行動を押し殺している行き過ぎた適応と状態」のことをいいます。

従来の心理学的な見解はさておき、
大嶋信頼先生の理論としては、

過剰適応は、
「トンビが鷹を産む」現象で、知能の高低差がある子どもに対して母親が無意識に流す「可愛くない」「気持ち悪い」」「なんかムカつく」という感情の電流で、子どもの脳のストレススィッチが壊れてしまい、慢性的な自律神経過緊張状態になり→学習性無力感になる。

学習性無力感のままだと自分で考えて行動することができず社会に適応できないので、
過剰なまでに人に合わせたり、相手と同化することで社会を生き抜こうとする無自覚のサバイバル術です。

これを続けることで、どんどんメンタルもカラダも脳も疲弊し切って、壊れて、再起不能になってしまう可能性もあります。

過剰適応は、
「自分を全く生きられてない」本人にとってはとても辛い状態ですが、
周りから見たら、ある程度社会や環境に適応できてるわけなのでそこまで問題と感じません。

本人も、物心ついた時からそのように生きてきたので、自分の状態に気づきづらいというのもあります。

過剰適応の症状は、

◯慢性的な倦怠感
◯不眠•過眠
◯過食•食欲低下
◯頭痛、腹痛など
◯気分の落ち込み
◯不安や焦燥感
◯強い自己否定感情
◯意欲の低下
◯死にたい気持ち
◯興味関心が湧かない
◯無力感
◯イライラ、感情の暴走
◯パニック

Mちゃんは、そのすべての症状に悩まされていました。

しかし、自分が過剰適応だというのを知ったのはつい最近のことです。

過剰適応は、自分を殺して相手に合わせる、相手と同化するという方法でしか人と関われないので、人と親密になるとか、建設的な関係を築いていくというのがとっても難しい。

友だちと呼べる人や、一緒にいて安心できる仲間作りも苦手です。

人といても常に自律神経が過緊張状態で疲弊してしまうので、できれば誰とも関わりたくない、とさえ思ってしまいます。

5年ほど、そんな彼女のセッションをしている間に、何体ものインナーチャイルドの解放が起こっています。

今の症状につながっていそうな古いトラウマ的な記憶(過去世も含む)にいくつもアクセスできて、その都度、大きな癒しと気づき、解放が起こって、「もう大丈夫かな」と、わたしも手応えを感じてるし、彼女も今度こそと思うのですが、症状は少しずつは軽減されるものの、相変わらず時々強いパニックに襲われたり、死にたい憂鬱な気持ちになったり、摂食障害が出たり、はドラマチックには変わらないようでした。

「しっしーさん、今日セッションお願いできますか?」
一昨日急遽依頼があり、
Mちゃんのセッションをすることになりました。

今回のとっかかりとして、大嶋先生の仮説により、幼児期にミラーニューロンで受け取ってたかもしれない母親の嫉妬電流の影響を見てみようとセッションを始めました。

インナーチャイルド解放で使う「マトリックス・リインプリンティング」という手法で、彼女の潜在意識下にある古い記憶を追っていくと、
お母さんからの嫉妬電流を受けているという幼児期の記憶の中の反応が浮き彫りになってきました。

こういうセッションに馴染みのない人からすると、
「それって本人がその前提でそう思い込もうとしてるだけじゃないの?」
「カウンセラーがそのように誘導してるのでは?」
って思うのかもしれませんが、たとえそれが仮説だったとしても、実際にその反応を手がかりにインナーチャイルドと対話を続けていくと、これまで何をやっても癒えなかったインナーチャイルドの傷が癒えてしまうこともあるのです。

Mちゃんももうセッション何度も受けているので、潜在意識下にアクセスすることにも、自分の中の古い記憶にある感覚感情を言語化することにもかなり慣れています。

「嫉妬されてたのかも」という仮説から入っていって、感覚に忠実になったとき、そうじゃないときは「違う」とはっきりとわかるものです。

セッションの話に戻ります。
母親からのネガティブな感情を受けていることで、どんな反応がその時に起こってたのか探ってもらうと、「ごめんなさい」がひたすら出てくると。

その「ごめんなさい」は、
「なんで自分が大切にされてないのに、わたしがこの子の面倒をみないといけないの?」という母親の感情を受けての
「生まれてしまってごめんなさい」という感情なのだと。

マトリックス・リインプリンティングの手法を使い、
その感情を解放していきます。
1-10の数字で感情のレベルを表してもらい、数字の上がり下がりを元にセッションを続けていきます。
タッピングという身体のツボをトントン叩く手法で解放していくのですが、何度トライしても「生まれてしまってごめんなさい」が解放されません。

そういう時は、何が抵抗して解放が起こらないのかを調べます。

出てきた答えは、
「この罪悪感がないと、お母さんと繋がれない」、
「繋がれないと死んじゃう」
でした。

ごめんなさいの罪悪感を持つことで、実際に繋がりを感じられてるわけではないけれど、見捨てられることからは免れてる、ということで、罪悪感が手放せないのです。

そこで、その思いと感情(繋がれない恐怖)を解放するように働きかけてみました。
しかし、なかなか手放せないようです。

ここでカウンセラーの勘が働きます。
これはひょっとしたら過去世からの因縁か?

「Mちゃん、過去世でお母さんを深く傷つけたかもしれない?探ってみて」
Mちゃんしばらく内面に心を集中させ、それから激しく頷きます。

「その時、、お母さんとはどんな関係だったの?」

「……そこまで知り合いではない」

ん?知り合いでないのに深く傷つけたってどういう状況??

「あ!」
Mちゃんハッと何かに気づいたように、
「その時は男性でわたし強姦してます」
そういってから、
Mちゃんの顔の表情が激しく歪みました。
(過去世ワークをすると、殺人やレイプ、拷問など、出てくることはそこまで稀ではないです)

ここで、対応するインナーチャイルドの記憶を、Mちゃんの赤ちゃん時代から、過去生で強姦の罪を犯してしまった男性だった記憶に切り替えます。

そこに結びついてる感情は、当然被害者の女性に対する罪悪感だと思ったのですが、Mちゃんによると、その時は発作で人格が変わっていたようで、その男性は自分が何をしたか記憶がないようだと。

だから、罪の意識というよりは、我に返って事実を知った時、自分が何者かわからないという恐怖、何をしでかすかわからない恐怖でパニックになってるといいます。
そのパニックに同化して、Mちゃんの表情は苦しみで歪み、嗚咽し、過呼吸のようになっています。

咄嗟に、これはマトリックス・リインプリンティング以外の方法で対応した方がよいと判断して、どうすればよいかMちゃんの手を握りながら目をつぶってリーディングしてみました。

すると、「これは、彼女の個人の問題ではなく、彼女を通して現れている地球全体の何千年?何万年もの積み重ねられたカルマ」
「今、この封印を解くことは、これまでの人類の歴史の中で、この男性と同じ特定の遺伝子を持つ人の罪の意識やカルマを解くことにつながる」
という答えが返ってきました。
その人数やケースは、とてつもない数のレベルだとわかりました。

そこで圧倒されてしまい、
思わず、「これはとんでもないことになった、、わたしはそんなの無理、、、」と声に出して呟いていました。

そして、わたしの呼吸も乱れ始めて、今までに感じたことがないほどの重苦しいエネルギーに押しつぶされそうになって、うめき声のような喘ぎ声のような声が出てきました。

エネルギーレベルでは、スターウォーズの宇宙戦争や、エヴァンゲリオンが使徒と戦ってるかのような大きな任務の中にいるかのようでした。

そのとき、
「わたしがこの封印を解除するのではない、わたしを通して大いなる力が働くのだ」という思いが浮かんで、
いつも唱えている「宇宙神ありがとうございます」というお祈りの言葉を、これまでにないほど真剣に心の中で唱えてみました。

できるかなぁとか、大丈夫とか、そんな結果のことなど全く考えられないほど無我夢中でした。

隣でMちゃんは、断末魔のような呻き声をあげてますが、わたしはエネルギーワークをやめてそちらに対応することができません。

こんなことは、未だかつて初めての経験です。

10分ぐらい経過した頃、
わたしの中の重苦しい感覚がだんだん消えていき、心が穏やかになっていきました。

「もう大丈夫」という感覚が出てきて目を開けたとき、
Mちゃんは、まだ苦しみの表情の中で過呼吸のような状態でした。

でも、わたしはもう封印は解けたから、時間差で彼女も大丈夫になるとわかりました。

「もう解けたから」と声をかけて
しばらく様子を観察していると、
彼女の様子が落ち着いてきました。
呼吸も安定してきて、
顔を上げた時、
彼女の顔が、セッションを始める前とはまるで別人のようにスッキリと引き締まっていました。

「楽になった」と安堵の表情を浮かべるMちゃん。

後からセッションを振り返ってみました。

リーディングしてみてわかったことは、
「ある特定の人間は、自分の欲望をコントロールできないように遺伝子操作をされている」

「それによる幼い男性性の遺伝子コードと、それによる罪の意識が解放された」

「Mちゃんを通して個人的ではなく、地球人全体の(特に男性性の)封印を解く必要があった」

「なぜ女性であるMちゃんがそこに取り組むことになったのかというと、男性にはとても向き合えるものではないから。
彼女にはそこに向き合うだけの強さがあった」

というものです。
そういうことを伝えて、
思わず2人でハイタッチ、ハグして、共同で行った大掛かりな任務完了の達成感と安堵感を喜びました。

一日経過して、
Mちゃんからメッセージが届きました。
これまでに頭の中でリフレインしていた嫌な思考ぐるぐるや妄想が今日一日なかったそうです。

過食衝動もなく、
精神的な疲労感やストレスもあまりなく、普通に過ごせました、とのことでした。

まだ一日目なので、
これからも経過を観察してみます、とのことでした。

完璧にかどうかはわからないけれど、何かは大きく進んだ気がします。
それから、
しばらく連絡途絶えていたある男性クライアントさんから、一年ぶりぐらいにセッションの予約が入りました。

実はMちゃんも彼と知り合いで、セッションで彼女がその過去生の感情と向き合っていた時に、なぜかその男性の顔が浮かんできたそうです。

この遺伝子解除と関係があるだろうというのは、これまで彼から聞いてきた話から想像できます。

その後別の方から、ちょうどFacebookでインフルエンサーの佐藤シューちひろさんが、
個人的なインナーチャイルドの封印の元になっている原因は、多かれ少なかれ集合的な背景がある。
たりするので、被験者のインナーチャイルドだけでなく、集合的な封印を同時に解くことにもなる

と書かれているのを教えてもらい、やはり、とつながりました。

↓こちらはそうFacebookの記事ではないですが、ちひろさんのnoteページです。

それから、これまでずっとMちゃんの近くにいて感じてきたこと、
なぜ、これほど重たい心の傷を背負っていて、
それがなかなか解消されないのか。

よく、壮絶な過酷な家庭の環境で育った人が、
大人になって重たい精神疾患になったりするのだけれど、
Mちゃんの家庭は割と普通(現代社会では、普通の家庭が機能不全だったりするけれど)で、彼女もそこまで虐待や学校でのいじめなどをうけた記憶はないということで、彼女の症状に見合うだけの原因がなかなか見いだせずにいたのです。

しかし、今回出てきたものが元の原因であり、しかも集合的な封印を解くことにもつながっていたとなると、私の中でもとてもしっくりくるところがあります。

また、「均衡の破れ」の本池千美子さんの音声配信で語られていたのですが、
私たちは、アトランティス文明時代に、動物と人間の遺伝子を掛け合わせて今の肉体が作られたそうです。

この肉体を持ったがゆえに、人間が動物的本能に支配され、
レイプする、されるという体験をたくさんするようになったそうです。

そして、それは人類の進化を阻害する大きな烙印となっているのですが、
今回のセッションは、その烙印を解いて自由になる、というところにもつながっているような氣もしています。

正直、
今回のような大掛かりな集合的な封印を解くセッションを、これからわたしがすることなのか、そもそもそんなことができるのか、全くわからないです。

でも、たった一度の体験だったとしても、これが今の時代(支配の時代からの解放)にどれほど大きな意味があるのかというのはよくわかります。

また、このような体験やそこで起こったエネルギー的な解除が、これから多くの人の身に起こったりするのかもしれないと思い、
まだホットなうちにレポート書いてみました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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