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アメリカの郵便物っぽいものを作った話

過去に投稿した記事にあるとおり、今まで私生活で使用する様々なものをアメリカ製品に置き換えたり、自家用車にアメリカのナンバープレートを取り付けたり(当然公道での走行はしていません)アメリカの免許証や車両保険加入証明等を偽造したり。はたまたエアガンやモデルガンを購入して実銃用ケースと実銃用マニュアルを購入し、銃携行ライセンスとその申請用紙を偽造し並べる事でさながら本物の銃のように見える写真を撮ったり。

私は今まで思いつく限りのアメリカで生活しているかのようなアメリカ人ごっこを試してきた。そんな中今回はアメリカの郵便物を作成するに至った経緯とか色々綴っていきたいと思う。
※注意:この記事には人名、住所等が含まれる画像が登場しますが、一部架空の住所や偽名にて作成した架空の物です。悪用しようがないとは思いますがいたずらに使用する事は避けてください。

きっかけ

私は部屋の荷物整理にはジャンル毎に段ボールに入れて収納したりしている。(釣り具、キャンプ用品、書類関係)本来ならアメリカ製のコンテナボックスのような物に入れて保管したい所だが、中々良い物が見つからず購入には至っていない。段積み可能で、プラスチックで、蓋ができて、頑丈で、丁度いいサイズの物が欲しいのだけれど、金属製だったり(重いし高い)サイズが大きすぎたりというものが多い。
しかしいつまでも段ボールというのも味気がないし、何よりアメリカっぽさが足りないし、どうしたものかと考えていた時にひらめいた。アメリカ現地で使われている郵送ラベルを張り付ければ「amazonとかで送られてきた箱をそのまま部屋の収納に使っているアメリカ人ごっこ」になるのではないかと。それがきっかけだ、多分。

UNITED STATES POSTAL SERVICE(USPS)

USPSは多分アメリカ国内における郵便局的なポジションだ。恐らくラベルは現地郵便局にいけば無料で作成できるものと思われる。(アメリカの郵便局に行ったことがないので実際の所はよくわからない)ラベルデータを作成するサイトが複数あるのか、それとも年代によって異なるのかは不明だが、サンプル画像を探したところ若干差異がある複数のラベルが見つかったが、特にこだわりはないので、見やすいものに目星を付け、エクセルでひたすら似たフォントの文字を似た感じに打ち込んでいく。

送り先は自分の住みたい憧れのアメリカの住所を記載し、自分のアメリカ人ごっこをする際の偽名を記入、あとはサイズ感を調整してシール用紙に印刷してカットするだけだ。

印刷したものはこちら

これを段ボールに貼ればアメリカ国内にありそうな怪しい謎の段ボールの完成だ。なお、アメリカの郵便局では梱包用の段ボールやエアパッキン付きの封筒を無料で好きなだけ貰うことが出来る。これらはアメリカから荷物を送ってもらう時緩衝材として詰め込まれたり、あとはアメリカ雑貨店等で販売してたりする。せっかく購入したそれらの封筒も、そのままでは味気ないのでこのラベルを貼ってあげれば如何にもアメリカで郵送された封筒感が出るのでオススメだ。

そのままではただの「アメリカの封筒」だが、ラベルを貼れば「郵便物」になる。

United Parcel Service(UPS)

UPSは民営の国際貨物航空会社で、名前は似ているがUSPSとUPSは全くの別会社だ。世界中に展開していているので規模で言うと比較にならないけど、USPSは郵便局でUPSは佐川みたいなイメージでいればいいと思う。

せっかくなのでUPSのラベルも作ってみた。作り方はUSPSと同様サンプルのラベルを元に似たフォントで手打ちしていく。USPSもそうだがサイズ的にA4シール用紙に2枚しか刷れないので、地味にコスパは悪い。
実際に段ボールに貼ってみた写真はこちら。

いかにもアメリカの郵便物って感じが最高だ。

他、レターパック

インテリア用に郵便ラベルを偽造するという、この世で私以外の経験者がいるのかもわからない奇行に精を出している時に、ふと昔アメリカ雑貨屋さんでアメリカの封筒を買ったのを思い出した。

そして私はまたもひらめいてしまった、アメリカの切手を輸入して貼り付ければこれもアメリカ国内で受け取った封筒っぽくなるのではないかと。

アメリカ雑貨屋さんで購入した封筒と、宛名ラベル

アメリカ国内での手紙のやりとりなどの封筒を写真として投稿しているような変人は殆どいなかったのでサンプルは殆ど見つからなかったが、日本人移住者向けにアメリカからのエアメールの送り方を解説しているサイトや、メルカリに出品されていたヴィンテージ封筒の写真などから推察すると、送り主の住所と、送り先の住所と、切手さえ貼ってあればとりあえず届くようだ。

ただ、日本と同様に郵送される郵便物は消印(英語ではPost Marksというらしい)が押されるようなので、消印風のスタンプと切手を米Amazonにて購入した。日本の切手と異なり値段表記がない(多分値段表記がある切手もある、違いはよくわからない)まあ値段表記あったところでアメリカ国内での封筒のやりとりにいくら必要なのかもわからないが、とりあえず勿体ないので貼るのは1枚ずつにした方が無難だろう。
見る人が見れば誤った貼り方だとかは分かるだろうが、切手もアメリカから送ってもらう送料手数料が馬鹿にならないし、そんな何種類も買うのも勿体ないし。

後から気付いたが消印スタンプは日本のamazonでも売っていたので無駄な手数料を払っていた。

ちなみに、宛名の明記にはShip Toラベルを使っても使わなくてもどっちでもいいと思う。そもそもShip Toラベルはアメリカ国内の会社の中での社内便用に使われているものなのかもしれないのだが、ちょっと物がニッチすぎて現時点では調べがそこまで行き届いていない。
ただ少なくとも封筒を郵送するのにShip Toラベルを貼らないと届かない訳はないし、貼っていても多分届くだろうから好みの問題だと思う。
会社の業務の一環で郵便物発送作業があるような人たちは、自分達の住所のハンコを持っているようで(そこら辺は日本と同じですね)米Amazonでオリジナルのハンコも作れるようだったが、私はあくまで個人間での郵便物のやりとりという事にしておきたかったのであえて手書きにこだわる事にした。

めっちゃ「・・・っぽい!」

こんな事をする奴他にはいないと思うが、もしアメリカの郵便物っぽいものを自作したい時の参考になればという思いと、ただ単純にこのクォリティを自慢したかったので記事にした。
この記事を読んで少しでも惹かれた方は是非、あなたのオリジナル郵便物(の段ボールに貼るラベル)を自作しよう。

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